最終話で、一番心に残った事
夏くんのアパートを出て、南雲家に戻った海ちゃん、
迎えに来た夏くんにも、着いていかず、、
翌朝、起きるなり「夏くんは?」と、尋ねるも、「自分で帰らないと、言ったんでしょう」と朱音にいわれ
縁側で、寝転ぶ海、、朝ごはん食べようとの
声にも答えず、転がったままの海ちゃん
茶碗のご飯を握りだす朱音、ラップに包んだおにぎりを一つ、海の近くに置き
おばあちゃんもおじいちゃんも、ママが死んだ時も、食べたの。おにぎり。
海ちゃんのために、生きて行かなければならないから、たべたの。
同じように、夏におにぎり、渡して、
「健康でいてね、うみにご飯食べさせるために、あなたがちゃんとご飯を食べて、健康でいてね」といった朱音さん。
いままで、言わなかったけど、今なら少しはわかってもらえるかな?
自分より先に娘が死んでしまうことの辛さ
この朱音さんの言葉、凄く心にささりました。
そして、数日後、日曜出勤になってしまった夏君、おばあちゃん家に行く?と、聞くも、
大丈夫、留守番に慣れなくちゃだもんね、、と答える海ちゃん。
えっ、また、同じ事が起こらない?
でも、夏くん、そうだ、甘えちゃおうと!
てっきり、実家に、大和に、頼るのかと思ったら、まさかの津野くん、これにはびっくりでしたが。
海ちゃんから電話もらった、弥生ちゃんもきて、遅れて大和!もう、くるわくるわ!
その後も遊びにいく途中でと、南雲家に寄る海と夏、、、大喜びで迎える翔平さん。
「ありがとう!」と。
別の日には、月岡家でみんなでゲームして遊ぶ海ちゃん、、、仕事帰りに「ただいま!」と夏くん。
下校後の日常的な暮らしなど、描かれてはいないけど(お願い、学童利用して)
肩の力を抜いて、自然に向き合っている夏くん、、きっと大丈夫、周りには
手を貸したくて待っている人が沢山いるんだもん。
懸念だった水季の手紙も、水季の声で語られて、自然でしたね、、それを二人で聞いた(本当は、夏くんが読みきかせたのでしょうが)海ちゃん、分かった?ときかれ、
「ううーん、半分ぐらい」
「そうか、半分か?海ちゃんが大好きってこと。そして、ママは幸せだったってこと」と。「うん、わかった」
明るい声、屈託のない笑顔で良かった。
最後の縁側の母娘のシーン、また泣かされた。
先立つ娘に「海産んでくれて、よかった」
「海がいなかったら、お母さん、すぐに
水季の所に行きたくなっちゃうから」と。
「それじゃあ、本当に海産んで、よかった!
でも、海のパパがいなかったら、海生まれなかったよ、、本当に優しい人なの。あまり
いじめないでね、意地悪しないでね!と娘。
「そりゃぁ、意地悪はするわよ」この答え、
面目躍如!
でも、その前に夏くんには「今まで、意地悪言ってごめんね」と、謝ってくれていたよね。
話し、あっちゃ、こっちゃで、長々と失礼!