10月27日（月）
先週末の土、日から今日まで3連ちゃんで落語漬け…これぞ、まさに芸術の秋
今日はお仕事、臨時休業にして【江戸川落語会】に足を運びました。
このブログの数少ない訪問者の中に、お仕事の関係者いないよね…
あしたその埋め合わせするから勘弁してね
五代目小さんの弟子3人が顔あわせました…
柳家 小えん治（不動坊 火焔）
入船亭 扇橋（弥治郎）
柳家 小三治（あくび指南）
会場の少し手前で突然の雷雨
、今宵のこの先を暗示するかのような荒れ模様
上記の演目をみて『アレ？？』と、感じる方は相当、落語にお詳しい…
先日のNHKでも、小三治さんの事を『当代随一の名人。孤高の人』と、称していましたが、その小三治さんが『あくび指南』?!と、驚かれるかも。
それにはその前の扇橋さんの高座から話さないと…
柳家と、入船亭と亭号は違うものの、二人は同じ五代目小さんの兄弟弟子
勿論、年齢からいって、扇橋さんが兄弟子ですよね。
その扇橋さん、知ってる人は知ってると思うけど、味があると言うのか、独特の
雰囲気と半分聞き取れないナァ、でもおもろい…という噺の途中で、なんの脈絡もなく『お空は何故青いの』あるいは『タコが戦争で死んじゃった』と、歌いだすお方、兄弟子の扇橋さん。「これから小三治が出ますから…あのNHｋが認めた、当代随一の落語家ですから…」と、弟弟子ネタと独特のぼやき節で今日は終わりかと思ったら、突然
うそつき弥治郎に
もう客席はすっかり、扇橋ワールドに
お仲入り後：
話を忘れたかと心配になるほど長い間とか、楽屋で飲めばいいものを、わざわざ高座でお茶を飲む話など、散々
いじられた小三治さん…いつものポーカーフェイスもどことなく、くすぐったそうに登場。
ここは流れ的に扇橋さんの話題から…「今日は歌いませんでしたね…」と、
『お空』と『タコ』の一節を。
「あのひとにはストレスと言うものはないでしょう…ああいう人に私はなりたい！」と。
そこから、年金問題を熱演…あまりに本気で話したので疲れた、落語と違って等と
云って（おお笑い）、ここで一番受けていた時、突如ステージの天井のライトが
破裂
師匠も、客席もびっくり…ちょうど“お国のすることにご立腹”と言う所だったので「こんな所にも敵がいるの?命を張って、年金問題と戦っています」などと、ハプニングもネタにして交わしていらしたけど、本当にお怪我なくって、よかったよ。
ここでもうほとんど、時間が…もう今日は、本ネタ無しかナァと、諦めかけてきたところで、「やだよ！！お前の稽古につきあうのは…」と。『あれっ？あくび指南??稽古屋だと嬉しいけど…でも、やっぱり、あくび指南だなぁ。もうあまり時間もないし…』
でも、さすがです。前座ネタのように思われがちな小ネタ（？！）なのに、でも
大笑いさせてくれます
それで、このタイトル『亭号』なのですが、昨日の『芸協祭り』での“モモトーク”の中で、昇太さんが「同じ春風亭なので、小朝さんの弟子なんですか？？」と、聞かれる事が多いのですが、ボクは柳昇師匠の弟子で、小朝さんは柳朝さんの弟子なんです。」と、云われていましたが、トミはただ落語好きなだけなので、
落語協会だろうが、芸術協会だろうが、立川流だろうが、おもろいものはおもろい
…というだけで、なんでもありなのですが、いろいろ政治的な難しい問題もあるんでしょうね
画像は昨日の、おスミさん、88歳とはとても思えません
スッゴク、気持ちのいいお天気です。
お空からきっと見てるよ
それはないけど、ミニチュア
先代は10キロ行っちゃったけど…。気をつけねば。
なんて、予測が甘かった
自分
