おねがい☆ティーチャー みずほ先生のはちみつ授業 ドラマアルバム
第29話 みずほ先生が恋人
草薙桂(くさなぎ けい)♂:
間雲漂介(まぐも ひょうすけ)♂:
四道跨(しどう またぐ)♂:
縁川小石(へりかわ こいし)♀:
風見みずほ(かざみ みずほ)♀:
注:みずほ先生は最初の一言だけなので、セリフ無しでも可
【本編】
教室。チャイムが鳴る
みずほ「午後のホームルームはここまでします。部活以外の人は、寄り道しないで帰宅するようにね」
漂介 「は~い! みずほ先生!」
桂 「はぁ、終わった終わった」
漂介 「跨、桂、ちょっと集まれ」
跨 「もしかして・・・」
桂 「秘密会議か?」
漂介 「違~う! 秘密会議2014 愛のコスモゾーンだ!」
桂 「壮大すぎるぞ!?」
漂介 「シッ! 黙れ、桂。秘密会議の秘密が外部に漏れるだろうが。秘密会議の秘密を喋ったメンバーは命がないと思え。秘密裏に殺すぞ」
小石 「そうよ殺すわよ」
桂 「へ、縁川!?」
跨 「どうして!?」
漂介 「パフパフはさせてもらえなかったが、縁川も秘密会議のメンバーになった。1年がかりで頼まれたしな」
小石 「議長、今日の議題は・・・」
漂介 「議題は・・・四道跨だ!」
跨 「え! 僕!?」
漂介 「良かったな~、跨」
小石 「今日の主役はあなたよ」
跨 「あんまり嬉しくないよ」
桂 「それで、跨をどう会議するんだ?」
漂介 「俺達がグループを作ってから1年半経ったというのに、跨にだけ彼女がいない。それについて話し合いたいと思う!」
跨 「余計なお世話だよ! それに、森野だって相手はいないだろ~!?」
漂介 「バカヤロー!!」
小石 「苺はその気になれば、すぐに彼氏が出来ると思うけど」
漂介 「お前は! 彼女を欲しがっているのに、出来てねぇだろうがよ!」
桂 「確かに。その差は大きいな」
漂介 「おう」
跨 「う、うるさいな~! 僕は、ちょっと理想が高いんだよ。恋人にするなら、最っ低でも、みずほ先生クラスじゃないと~」
漂介 「んだとテメー! 今の意見は秘密以前の問題だろうが~!」
小石 「秘密裏に却下します」
桂 「ああ、俺もだ」
跨 「やっぱり、みんなそう思ってるんだ。僕に彼女なんか出来ないって」
漂介・小石「まぁね」
跨 「でも、どうして彼女が出来ないんだろ? 秘密会議だから秘密にしてたこと言うけど。僕、幼稚園からこっち、54回もフラれてるんだ!」
小石 「今の発言をノートに記入します」
漂介 「許可する」
跨 「バレンタインデー! 義理チョコすら貰ったことがない!・・・妹だっているのに~」
小石 「さらに記入します」
漂介 「さらに許可」
跨 「僕は顔が悪いわけじゃない! 絶対に違う! 性格だって、成績だって・・・なのに、なぜなんだ~!?」
漂介 「運命だな」
跨 「簡単に片づけないでよ!?」
小石 「呪われてるとか?」
跨 「怖いこと言わないで!」
桂 「跨、気にすんな。そのうち彼女が出来るって」
跨 「そうだよね。桂が、みずほ先生と結婚出来るくらいだもん!」
桂 「殴るぞ」
跨 「よ~し! 頑張るぞ! 自分で自分を慰める生活から、おさらばするんだ! 脱! 童貞!」
小石 「ノートに記入します」
漂介 「許可する」
跨 「でも、具体的にどうしたら・・・?」
桂 「つーかさ、跨。気になる女子はいるのか?」
跨 「う、うん・・・実は」
漂介 「記入準備~!」
小石 「ラジャ~!」
跨 「僕が気になってる人は・・・隣のクラスの白崎さん、キャ」
漂介 「無理だと記入して」
小石 「ラジャー」
跨 「いきなり否定しないでよ! しかもノートに書くなんてあんまりじゃないか!」
漂介 「残念だな、跨。秘密会議にすることは出来ない」
跨 「どうして?」
漂介 「こんな面白いことを秘密にしておけるかよ!」
跨 「ひ、酷いよ~!」
漂介 「以上をもって秘密会議を終了する! 諸君! また秘密の秘密裏にさようなら! 縁川、ノート貸して」
小石 「ラジャー」
跨 「ちょ」
漂介 「じゃあね~! バイバ~イ! ひゃひゃひゃひゃひゃあ~~~!!」
ノートを持って、漂介が教室から出ていく
跨 「ひょ、漂介! 待って! そのノートを誰に見せるつもり!? やめて! 待って! 見せないでよ! 言わないで! 秘密会議のことは秘密にして~!」
桂 「これは運命だな」
小石 「う~ん、そうね」
終わり
第29話 みずほ先生が恋人
草薙桂(くさなぎ けい)♂:
間雲漂介(まぐも ひょうすけ)♂:
四道跨(しどう またぐ)♂:
縁川小石(へりかわ こいし)♀:
風見みずほ(かざみ みずほ)♀:
注:みずほ先生は最初の一言だけなので、セリフ無しでも可
【本編】
教室。チャイムが鳴る
みずほ「午後のホームルームはここまでします。部活以外の人は、寄り道しないで帰宅するようにね」
漂介 「は~い! みずほ先生!」
桂 「はぁ、終わった終わった」
漂介 「跨、桂、ちょっと集まれ」
跨 「もしかして・・・」
桂 「秘密会議か?」
漂介 「違~う! 秘密会議2014 愛のコスモゾーンだ!」
桂 「壮大すぎるぞ!?」
漂介 「シッ! 黙れ、桂。秘密会議の秘密が外部に漏れるだろうが。秘密会議の秘密を喋ったメンバーは命がないと思え。秘密裏に殺すぞ」
小石 「そうよ殺すわよ」
桂 「へ、縁川!?」
跨 「どうして!?」
漂介 「パフパフはさせてもらえなかったが、縁川も秘密会議のメンバーになった。1年がかりで頼まれたしな」
小石 「議長、今日の議題は・・・」
漂介 「議題は・・・四道跨だ!」
跨 「え! 僕!?」
漂介 「良かったな~、跨」
小石 「今日の主役はあなたよ」
跨 「あんまり嬉しくないよ」
桂 「それで、跨をどう会議するんだ?」
漂介 「俺達がグループを作ってから1年半経ったというのに、跨にだけ彼女がいない。それについて話し合いたいと思う!」
跨 「余計なお世話だよ! それに、森野だって相手はいないだろ~!?」
漂介 「バカヤロー!!」
小石 「苺はその気になれば、すぐに彼氏が出来ると思うけど」
漂介 「お前は! 彼女を欲しがっているのに、出来てねぇだろうがよ!」
桂 「確かに。その差は大きいな」
漂介 「おう」
跨 「う、うるさいな~! 僕は、ちょっと理想が高いんだよ。恋人にするなら、最っ低でも、みずほ先生クラスじゃないと~」
漂介 「んだとテメー! 今の意見は秘密以前の問題だろうが~!」
小石 「秘密裏に却下します」
桂 「ああ、俺もだ」
跨 「やっぱり、みんなそう思ってるんだ。僕に彼女なんか出来ないって」
漂介・小石「まぁね」
跨 「でも、どうして彼女が出来ないんだろ? 秘密会議だから秘密にしてたこと言うけど。僕、幼稚園からこっち、54回もフラれてるんだ!」
小石 「今の発言をノートに記入します」
漂介 「許可する」
跨 「バレンタインデー! 義理チョコすら貰ったことがない!・・・妹だっているのに~」
小石 「さらに記入します」
漂介 「さらに許可」
跨 「僕は顔が悪いわけじゃない! 絶対に違う! 性格だって、成績だって・・・なのに、なぜなんだ~!?」
漂介 「運命だな」
跨 「簡単に片づけないでよ!?」
小石 「呪われてるとか?」
跨 「怖いこと言わないで!」
桂 「跨、気にすんな。そのうち彼女が出来るって」
跨 「そうだよね。桂が、みずほ先生と結婚出来るくらいだもん!」
桂 「殴るぞ」
跨 「よ~し! 頑張るぞ! 自分で自分を慰める生活から、おさらばするんだ! 脱! 童貞!」
小石 「ノートに記入します」
漂介 「許可する」
跨 「でも、具体的にどうしたら・・・?」
桂 「つーかさ、跨。気になる女子はいるのか?」
跨 「う、うん・・・実は」
漂介 「記入準備~!」
小石 「ラジャ~!」
跨 「僕が気になってる人は・・・隣のクラスの白崎さん、キャ」
漂介 「無理だと記入して」
小石 「ラジャー」
跨 「いきなり否定しないでよ! しかもノートに書くなんてあんまりじゃないか!」
漂介 「残念だな、跨。秘密会議にすることは出来ない」
跨 「どうして?」
漂介 「こんな面白いことを秘密にしておけるかよ!」
跨 「ひ、酷いよ~!」
漂介 「以上をもって秘密会議を終了する! 諸君! また秘密の秘密裏にさようなら! 縁川、ノート貸して」
小石 「ラジャー」
跨 「ちょ」
漂介 「じゃあね~! バイバ~イ! ひゃひゃひゃひゃひゃあ~~~!!」
ノートを持って、漂介が教室から出ていく
跨 「ひょ、漂介! 待って! そのノートを誰に見せるつもり!? やめて! 待って! 見せないでよ! 言わないで! 秘密会議のことは秘密にして~!」
桂 「これは運命だな」
小石 「う~ん、そうね」
終わり