真の動物福祉牧場を目指して

株式投資の心得

 前回とは打って変わった世俗的なテーマにしましたが、まずはやはり旅の成り行きから語らせて貰います。

 前回、低地のタライ平野で足止めを食ったせいで下痢症を貰ったと書きましたが、これはインドからネパールに戻った時に油断して国境警備隊に捕まったからです。

 ネパールからインドへ行く時は密入国になるので、ちゃんと検問所(橋)を500mほど迂回して行ったので問題なかったのですが、帰りはVISAのあるネパールへ戻るだけなので平気だろうと橋のすぐ側を歩いて行きました。

 浅い小川を越えた所でもう大丈夫だろうとタカをくくって、同じように検問所など無視して行き来しているネパール女性達の後に続いて歩いていたら、国境警備隊に捕まってしまいました。
 それは思いがけずまだインド領に居たからで、雨季に広がる川幅の中間線まで達していなかったせいでした。

 わたしは「ただ国境に興味があってうろついてたダケ」と言い訳をし、インドへは行ってないという主張をなんとか通しましたが(インドルピーはネパールルピーに替えておいた)、それでも靴とズボンは濡れていて川を渡ったコトは一目瞭然なので荷物を調べられました。

 更に英語の話せる上官が来るまで1時間以上も待たされ、彼は幸いツーリストに友好的なネパール人だったので、ダージリンで買ったバスチケットが出て来ても見逃してくれました。

 しかし国境の町からカトマンドゥ行きの夜行バスには乗り遅れてしまい、暑くて埃っぽい低地で一泊せざるを得なくなり、翌日は夜行バスを待たずに小刻みのバスと乗り合いジープでカトマンドゥに帰って来ましたが、これには正しい車を探し当てるのに3時間程も要しました。

 その間に悪い果物か水か食事に当たり、1番疑わしいのは冷蔵庫に長期保管されていたと見られるバフ-モモ(水牛の蒸餃子)ですが、その日からずっと下痢が続いています。
 因みに、わたしは以前インドで赤痢に罹ったコトがあり、今回も同じく水下痢がずっと続いていますが、消耗感はその時ほどではないので抗生物質は必要ないかと思います。

 私事は以上として本題に入り、オールド-バスターミナルの側の安宿(ボーイ-ホステル)で日中休みながら読み、夜はカジノでオールナイトして読了した「株式投資これだけはやってはいけない」から学んだ心得をまとめてみます。

 まず、財産を託す株式会社は自分の得意分野(専門分野)から選ぶべきで、全く知らない分野の会社は辞めておくべきとしています。
 これはその会社が本当に伸びるかどうかを判断する上で重要で、もちろん会社訪問をして株式総会にも参加すべしとしています。

 次に、マスコミや株式ディーラーの言う事を鵜呑みにすべきではないとのコトです。
 これは会社にはどうしても秘密が付きまとい、ともすれば株式市場を操るタメにウソの情報をマスコミに流すコトもあるからです。

 この本の著者は元株式ディーラー(山内証券)で商売の内実を暴露していますが、それは手数料を沢山取るコトを第一にしているので、インターネットでディーラーと同等の情報が得られる今日に於いては、もう証券会社に頼る必要は無いとしています。

 しかもディーラーは成績ノルマを達成するタメに短期での売り買いを強いられており、そのテクニックについてもアレコレ書かれていますが、それらは先物取引やFXと変わらないギャンブルの世界で、プロがアマを罠にハメて食い物にする世界だと警告しています。

 そんな弱肉強食の証券会社で揉まれた著者は、勤めていた山内証券が倒産したコトで多くの顧客に損失を与え、その贖罪の気持ちから本書を著してベストセラーになりました。

山一証券・拓銀 経営破たん|ニュース|NHKアーカイブス

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 そうした理由から、ここでは如何に大損を免れるかに重点が置かれており、理想的な株式投資は本当に信頼の置ける会社を一つだけ選んで、その株を生涯に渡って持ち続けるコトだとしています。

 もちろん浮いた分は現金化しても良く、そのお金で更に買い足すくらいの余裕が持てたら理想的としています。
 この余裕こそが株式投資で勝つ秘訣で、それは全ての勝負事にも当てはまりそうです。

 ここでまた私事を語らせて貰いますと、わたしの兄は障害者1級で国から毎年200万円ほど保険金を貰っており、彼は引きこもりなので全く使わずにどんどん溜まって行っています。
 そのお金は寝かせていてもしょうがないので、兄に代わってわたしが運用すべきかと思い、投資するならば国の債券なんかよりも会社の方がずっと面白いと思います。

 そこでわたしの専門を活かし、曾て働いていた㈱EM研究機構(//www.emro.co.jp/)に投資したく思い、この会社は沖縄でのウェルネス-リゾート開発で苦戦していますが、世界中に支社を広げており、タイ王室やインドのタタ財閥、南米カソリック協会や国連食糧農業機関(FAO)などとも提携しているので、これからきっと伸びて行くだろうと期待しています。

 この会社についてより詳しく知りたい方には、経産省が運営している大学発ベンチャー 起業支援サイトがお勧めで、ここでは会長の比嘉照夫名誉教授が、とてつもなく大きな夢を語っておられます。

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 
 
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