真の動物福祉牧場を目指して

右の歌

 日本で「右の歌」と言うと、右翼が街宣車で流してるようなダサいイメージがありますが、アメリカで「真の愛国歌」を歌うアーティストはとてもカッコイイとされています。
 なので今回は、アメリカと日本の「右の歌」を交互に挙げ比較してみます。
 
 まずはジャクソン・ブラウンの「I Am A Patriot」からとし、これは「私は愛国者です」と真っ直ぐに唄ったとてもカッコイイ歌です。
 ブラウンほど上手く「中道」を謳っているアーティストは稀で、私も彼の様な「愛国者」に成りたいと思っています。

 次に、日本のロック歌手で「右の人達」から支持される長渕剛から、非常に熱い「くちづけ」を挙げます。
 これは愛真覚羅傑仁とケチャの「二人だけの闘い」で使おうと思った歌で、国の為に命を捧げる男女を熱く謳い上げております。
 
 続いて闘いについての歌で、ニール・ヤングの「Living With War (アルバム)」を挙げます。 こちらは非常にクールにイラク戦争を描いており、ヤングはベトナム戦争に反対してヒッピーに成ったので当然イラク戦争にも反対しています。 それは国を正しい道に向かわそうという「愛国心」からの反対で、渋い反戦歌のアルバムです。

 次に日本の女性アーティストから「愛国歌」を挙げますが、このジャンルを唄う女性は日本では稀です。
 そんな中で、古風な日本語をロックに取り入れた椎名林檎は「愛国者」と言え、ファースト・アルバム初頭の「正しい街」を挙げます。
 このアルバムには「丸の内サディスティック」の様な非常にアナーキーな歌もありますが、そうした逸脱にも日本人としての「芯の強さ」が感じられ、「正しい街」はそんな彼女を育てた地方都市を賛美しています。

 続いてヒッピー-アーティストの代表格と言えるキンクスから、田舎を賛美した「緑の村を守る会(アルバム)」を挙げます。
 やはり真の愛国者は国土の自然を愛すべきかと思い、そうした意味でこのアルバムはとても「愛国的」です。
 中でも牧場を唄った「Animal Farm」は素晴らしいので、ぜひ聴いてみて下さい。
 
 次に、日本の「愛国歌」の本丸と言える「君が代」を挙げます。
 これは学校で「左利きの先生」が歌わず問題になったりしていますが、よく意味を理解すればそんなに悪い歌ではないと思えます。
 確かに曲調が古風すぎて「天皇制」を思わせる節はありますが、「キ・ミ」は「男と女」を指し子孫繁栄を謳っております。
 これは「君たちの代」を謳っているとも取れ、そうした現代風アレンジの「君が代」は素晴らしいと思います。

 最期に、「左の歌」でアメリカを代表する存在と言えるピート・シーガーの「勝利を我等に」を挙げます。
 シーガーは反戦運動と労働者運動を指揮した罪(レッドパージ)で牢屋に入れられたほどの筋金入りですが、そんな彼の「We Shall Overcome」はアメリカを代表する「愛国歌」と成っています。
 この「私達は乗り越えるだろう」という歌詞は「左と右の対立」について唄われており、そんな彼の活躍もあってアメリカの労働組合は「愛国組織」の地位を確立できました。
 これはプロレタリア(民衆)の勝利であると共に、国家全体のオーバーカムでもあり、シーガーはノーベル平和賞に輝きました。
 
 

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