体育館の傍らに座っていたのをぼんやり覚えてる。
『ねぇねぇ』
いつかの帰りがけ自転車に乗ってたきみに話しかけた
『どこ出身?…あれっ関西じゃなかったっけ?なんか関西っぽいオーラだったから☆…まぁ近くってことで!』
『○○さんですよね?』ってきかれてびっくりしたっけ
覚えててくれたんだぁ、って言ったら
『だって同じ班じゃないですかー』
ってw
友達によばれたのかきみは『じゃあ、また今度話しましょー』って真顔でかえっていった
次の日くらい
クールダウンのとき、すぐ近くにいてとても意識しちゃってた。
班タイム。班飲みの企画、ぽつりとチーズフォンデュ、って言ったらのってくれて実はめっちゃ喜んでた。
遅れる人は俺迎えにいきますよ、って言ってるの聞いて。
バイトが終わったら、他の人でも別によかったけどきみの番号を他の人から聞いて、電話した。
知らない番号だったのに、きみはすぐに出た。
迎えにいくって言ってほしくて、歩いてるんだぁーって話したら、がんばってくださいって返されて、ちょっとショック受けたりね★
で近くまで行って、そしたら俺迎えにいきますよ、ハンテン持って、って。
走ってきてくれたきみの手には、ほんとにハンテンがあった(笑)
でね、女の子酔ったらほんとカワイイです~って聞いて、あっあの子がいるからかぁ、って妙に納得して。
その時、番号だけ知ってるのもビミョーなんでアドレスも適当に誰かから聞いておいてください~って言われて
無理だなぁ、って思ってしまった
階段の上、後輩の女の子と二人で楽しそうにしてるの、見てられなかったな。(後から聞いたら何も思ってなかったらしーけど)
…なべ恋。
あの時、鍋を洗っていなければ。
こんなことには、ならなかったかな…?
見てみて、キレイになったっしょ?w
きみの気をひきたくて、自分なりに精一杯だった
その時はあまり反応しなかったように見えたけどきみは本当に喜んでくれたみたいだった
『また、来てくださいね。』
。。。
あれから全てがはじまったんだね
あの日からまだ、たった2ヵ月しかたっていないのに
あの日と同じようにあの部屋には、行けないよ…。