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IoT推進コンソーシアム。

2015年10月24日 | 日記

ニュースや新聞記事で、「IoT推進コンソーシアム」の設立総会が、2015年10月23日に東京・帝国ホテルで開催されたと書かれていたので、ちょいと気になりWebサイトを覗いてみた。

会員数だけでなく、メンバーの顔ぶれがスゴイ。

仲が悪そうな総務省と経済産業省をメインに、関係各省(これ怪しい)と所管する外郭団体を後ろ盾にして、株式会社・有限会社 644組織、全会員数757組織 (2015年10月22日現在)、団体 113組織、全会員数757組織 (五十音順、2015年10月22日現在)(一般社団法人、公益社団法人 47、一般財団法人・公益財団法人 13、NPO 6、大学・研究機関 20、自治体 6、その他 21)だそうだ。

コンソーシアムは3つのWGで構成され、

◾技術開発WG(スマートIoT推進フォーラム):

  IoTに関する技術の開発・実証及び標準化等の推進 等

  (事務局:国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT))

◾先進的モデル事業推進WG(IoT推進ラボ):

  IoTに関する各種プロジェクトの創出及び当該プロジェクトの実施に必要となる規制改革等の提言 等

  (事務局:一般財団法人 日本情報経済社会推進協会(JIPDEC))

◾専門WG:

  課題に応じて設定(セキュリティ、プライバシー関連)

会長には、発起人の慶應義塾大学の村井純先生が、副会長には、NTTの鵜浦博夫 代表取締役社長、日立製作所の中西宏明CEOの2人が就任した。運営委員15人もそうそうたる顔ぶれ。総会では、総務大臣、経済産業大臣もスピーチするというまさに、オールジャパンの雰囲気。

このコンソーシアムのアウトプットをすごく期待したい!

言葉の定義の良し悪しは置いといて、飛躍的なコンピュータ技術、ネットワーク技術の進展低廉化が進んで来たら、M2M、BigData、AIと流れてきてIoT(Internet of Things) というのは必然の流れ。そこにいなければわからない多要素なデータで感じ取るリアルな世界をいかに仮想空間で再現し、かつ予測し判断するか。人間の五感までも取り込め、第六感まで超小型チップで超高速演算で求められる世界になれば、まさにアンドロイドロボットの世界の実現。自分のアンドロイドがハッキングされて制御不能に陥ると困るからセキュリティも重要になってくる。

怖いけど、ワクワクしてくる。

 

一方で、最近、産官学でうまくいったビジネスってあるんだろうか?グローバル市場で戦う営利企業は、ここにいる会員企業は味方でもありながら敵でもある。国の年度単位の予算を目当てに実証するにも、結局は大きな絵を箱庭で実現するようなもの。ましてや標準化なんて、これだけの会員がいると、何を標準化するかで睨み合いが続き進まなくなることが予測される。さらに規制緩和となると法律変えるわけだから相当な時間を要する。政治家の権益に加え、省庁・業界の権益の捕手は必ずいるし、今まで変わらなかったのはこっちの勢力の方が強かったからでしょ?

だいたい、変革・改革は烏合の衆のではただ進まなくなるだけで、必要な人がリーダシップをふるっていく方が影響範囲は狭いかもしれないが、コトは進む。オールジャパンを標榜するのなら、検討の出口を防衛産業のような、国が秘匿性高く独自性をもって開発するような技術に定め、これを数年遅れで民間展開するようなモデルで実現しないと、金と時間を浪費することにならないだろうか。

制度作って規制する官庁二つが後ろ盾なのはいいが、必要な国の業務を担う現業を持つ官庁(例えば防衛省や警察庁、気象庁等)がその出口となる予算を持って支援してくれる方がうまくいくような気がする。官庁縦割りの権益争いで終わらせないことを期待したい。

 

 

■IoT推進コンソーシアム

http://www.iotac.jp/

 

 


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