ゆかぴcozy旅記録

相棒cozyと世界を周る人生初のバックパック旅行記!!!

不思議なモロッコ人・・・

2010年09月15日 | モロッコ旅行
May, 02, 2010 Morocco ワルザザート

朝10時前に起床。
良く寝たので砂漠ツアーの疲れと長距離ボロバスの疲れはほぼ取れて、復活!
と言いたいところだけど、足の1部(股)の筋肉痛は治らない。
(興奮してたから今になって今まで気付かなかったけど、ラクダに乗るのって思ったより体勢がきつかった。)

11時半、宿を出るときに宿のおじさんより昨日夜中からサマータイムが始まったことを聞かされる。
ということは今12時半。(1時間遅れになる!!)

スープラツアーズのバス会社へ行き、明日のマラケシュ行きのチケットを買う。

昨夜と同じレストランでタジン、サラダを注文するが、サラダはないと言われ、
タジンオンリーで我慢。
今日のタジン!野菜がよーーーーーく煮込んであり超柔らかかった。
玉ねぎ、ズッキーニ、人参、じゃが芋がとろとろ!
味は薄めだが、私好みなタジンだった。






cozyの風邪がなかなか治らなく見ていて辛い。
一旦、宿で仮眠。
夕方4時からタクシーをチャーターして世界遺産のアイト・ベン・ハッドゥへ村へ。

ここはワルザザードから西へ33キロのところにある日干しレンガ造りの古い『クサル(要塞化された村)』の1つ。
いくつかの映画のロケ地にもなっている。(ハムナプトラ2など)

30分ほどで到着。
確かに壮観だったが期待ほどではなかった。
(だってガイドブックには『モロッコで一番美しい村』って書いてあるから・・・期待しちゃったよ。。)














しかもここでは2つ嫌な目に遭う
①入り口付近でモロッコ人の子供たちに『入り口はこっちだよ』と案内されたので指された方向に行ってみると、
入り口でお金を取られた。ガイドブックにはエントランスフリーと書いてあったのに・・・。
結局、別にもう1つ入り口があったと、帰り際に判明。うまく騙された。

②村の中でcozyの写真を取ったら、女の子2人が駆け寄って来て通せんぼされる。
『今、私も写ったでしょ?お金頂戴。』と言われる。
しかもしつこい。写ってないよーと写真を見せるが通用しない。マネーくれ、マネーくれの一点張り。
頭にきたので意地でもあげないで無理やり突破する。




タクシーの運ちゃんにワルザザードの中心部まで乗せて行って貰う。
今日は何かイベントがあるのか、広場にはミニコンサート会場がセッティングされて、
賑わっていた。
近くのカフェでアイスや菓子パンを買い食いする。
スーパーでは久しぶりのポテチ。
モロッコに来て以来こんなにタジン以外のものを沢山食べたのは初めてかも。。








【冷やしたこのヨーグルトはカラカラの喉を潤す・・・】




帰りは宿まで1キロちょっと。
歩いて帰る。
途中、道に迷い通りすがりの年配のカップルに道を尋ねる。
英語があまり通じないが、とても親切に教えてくれる。

観光客からお金を取りまくろうとするモロッコ人。
見返り無しで、親身になって道を教えてくれるモロッコ人。

どっちもモロッコ人・・・・・・



サハラ砂漠ラクダツアーその②

2010年05月01日 | モロッコ旅行
May, 01, 2010 Morocco メルズーガの砂漠ツアーの続き→ワルザザート


朝5時半前に起きてサンライズを見る。
砂丘登りがきつかった。
(足がズボズボ砂に埋まってしまうので。)
















【糞コロガシが沢山!!】




その後、メルズーガの宿へ向け、再び2時間弱かけてラクダで帰る。



【今日もお世話になりまーす。】




【お尻も可愛い!!】



曇り空のため砂漠は昨日ほど表情豊かではないのが残念。



ラクダに長時間で乗っているとお尻が痛む。
若干筋肉痛ぎみ。

昨日は私は黒ラクダに乗った。
今日はcozyと交換して白の方に。
今日の白ラクダの方が乗り心地が断然いい!!!



【2日目はこの余裕です!!】










初めての砂漠。
初めてのラクダの背中。

初めての景色・・・。

一生忘れない。
















ホテルで朝食後、10時半ごろ車でエルフードへ戻る。

12頃にハッサンの宿に到着。
まだ時間があったのでレストランでネット。

3時のバスでワルザザートへ。
今までモロッコ国内の移動に使っていた国営バスのCTMは比較的快適だったが、
今日のバスは民営バス。
見かけもボロ。
乗り心地もヤバイ。

色んな場所に停まるし、トイレ休憩はないし、座席にリクライニングもエアコンもない。
でも!!!景色だけは最高!!
今日は主に『カスバ街道』を走った。
カスバとは城壁で囲まれた要塞のことらしい。
街道沿いでは 土レンガで造られた大小のカスバを何度も見かけた。(シャッターチャンスは逃すが・・)
また、砂漠の砂埃がたつ茶色い大地がずーーっと続いた今日のバス道は
いかにもザ・アフリカ大陸!といった感じで広大!!!壮大!!
ずっと窓に釘付けだった。




【アフリカの大地に沈む夕日】


途中どうしてもトイレに行きたくなった。
でもトイレがありそうな場所になかなか停まらない。
思い切って、とあるバス停でバスを降りて目の前の屋台の人に尋ねる。
何やら説明しているが、英語ではないので解らない。
たまたまそばにいたモロッコ人のお兄さんが、わざわざトイレまで連れて行ってくれる。
(特にお金を要求されることもなかったことに驚く。)
こんな人もいるんだなー。
モロッコ人の印象がまた少し変わった瞬間だった。



到着時間は夜10時前。
我ながらこのボロバスで良く長時間耐えられたなー。
ひどくきつい思いをした。
特にcozyは風邪が悪化していたので、辛そうだった。

バス停留所の目の前の宿にチェックイン。
即、隣のレストランにご飯を食べに行くが、
閉店寸前で クスクスしかないと言われる。

私たちは2人ともクスクスがそんなに好きではないが、
何か食べないと腹ペコリで死んでしまいそうだったので
チキンクスクスをオーダー。

腹ペコリの状態でも、あまり美味しくなかったな。



サハラ砂漠ラクダツアーに感激!!!

2010年04月30日 | モロッコ旅行
April 30, 2010 Morocco エルフード→メルズーガの砂漠ツアーへ。

11時にハッサンが手配してくれたドライバーが4WDで迎えにくる。
メルズーガのホテルを目指す。

途中フォッシル工場とノマドの家に寄る。


【フォッシル工場で見つけた化石のお皿?!】



【化石がごろごろとその辺に転がっている。これを高値で売るのかな~?】




【隕石。本物だよ!!】



【ノマドの子供たち】



13時ごろ到着。
ホテルにて昼食。


【プールつき豪華ホテル><】


チキンタジンとモロッカンサラダ。

今回のタジンは脂っこいがレモンと一緒に煮込んであったので
見た目以上にさっぱりな味。



【野菜がなくてチキンのみのタジンだった。】


モロッカンサラダもやっぱり好きだなー。






16時半、ラクダ遣いノマドの1人がラクダを2頭引き連れ迎えに来る。
白と黒と1頭ずつ。
きゃーー!!感激。この子達と砂漠を共にするのね!!!
間近で見るととっても顔が可愛くて、嬉しくなる。
ラクダ遣いのノマドのささやきでお座りしたり、立ち上がったり。
お利巧さんな2人。






【行ってきマース】


サンセットの光をそれは見事に照り返している砂丘、味のあるノマドのいでたちとラクダ2頭。
絵になるな~!









【ラクダの上から。】



【本当に美しくて感動!!!】











2時間弱で今日泊まるノマドの小屋に到着。






【これが私たちの小屋。】



【私が乗った黒ラクダ】



【cozyの白】



他の外国人観光客団体も次々に到着。
でも、私たちの小屋は団体客とは少し離れた場所にポツ~ン状態。
ちょっと寂しいかな・・・







夕食はもちろんタジン。(さすがにこの連打は飽きる)






食べている最中に雨がポツリポツリ!
うそでしょーー!!
砂漠で雨が降ることがあるなんて~。

なので星は期待していたより全然見えなかった。
去年オーストラリアで見た吸い込まれそうな星空にまた出会えると期待していただけにがっかり。

10時ごろには寝床に着く。



【寝床】



気温はさほど寒くないが
風で小屋がバタバタと音を立てていてその音が怖くてなかなか寝付けなかった。


化石

2010年04月29日 | モロッコ旅行
April 29, 2010 Morocco エルフード

朝方、バスの車窓からはすっごい景色が望める。
朝5時過ぎごろにエルフードにバスが到着。

バスを降りると、モロッコ人の客引きたちが執拗に声をかけてくる。
ホテルは決まっているのか?砂漠ツアーは行くのか?と。
あしらっても、あしらってもそれはそれは超ド級しつこい。
中には日本の免許証やクレジットカードを持っていて日本に住んでいたよ、としきりにアプローチしてくる。
(そのときはどうせ偽造だよなーと思うが後にホテルのオーナーに、彼のは本物だよ、と聞かされ驚くことに・・)

ガイドブックに載っていたバックパッカー向け宿にチェックイン。
朝早いが眠い目をこすりながらオーナーのハッサンが優しく向か入れてくれる。

ちょっと下水臭いが風が良く通る見晴らしの良い居心地の良い部屋でしばし仮眠。




【ピンクの建物で統一された可愛らしいエルフードの町並み】




10時前には起床。
ここからラクダツアーへ申し込むかリッサニまで行くかエルフードまで行くか迷っていたが、
とりあえず ここに一泊することにした。

宿の目の前のレストランでブレイク。
ここは暑い!ザ・アフリカ!!
太陽の光がサンッサンッ!!
紫外線が恐ろしい。

宿のおじさん(ハッサン)はとても良い人(金持ち風)。
車で町を案内してくれるという。

1時間弱ほど、ジャングル風な(ザ・アフリカな場所)や王宮などに連れて行ってくれる。
(そうは言ってもこの町は砂漠ツアーの単なる通過点。ツーリストにとって全く見所はない町なんだけど・・・)

暑さのせいか全く食欲がなかったが、このままではバテてしまうという恐怖感から
夕方、無理やりタジンとモロカンサラダを食べる。

やっぱりモロカンサラダは美味しい!!

ご飯のあとは、再びハッサンに車でフォッシルミュージアムに連れて行って貰う。
ハッサンはフォッシルビジネスもやっているらしい。
サハラ砂漠は昔海の下。
色んな化石がでてくるんだって。

このミュージアムから日本にも色々と商品を卸しているらしい。
ということはここで買うとお徳なのかな??

相棒cozyは前から化石には興味深々。
(ネパールでもアンモナイトを買いそうになってた)

もうすぐ日本に一時帰国するのでお土産も買える!と気が大きくなったのか
1つ50DHの手のひらサイズの化石を購入。
もろそうで今にも割れそうなので日本に無事持ち帰れるか・・・若干不安。。。。



モロッコ人の悪質な客引きに不満爆発。

2010年04月28日 | モロッコ旅行
April 28, 2010 Morocco フェズ→エルフード

今日の21時発の夜行バスでエルフードに向かう。
エルフードはサハラ砂漠への入り口。
ここからラクダのツアーに申し込みする人も多い。
超楽しみ!!

さて、その前に今日は最後のフェズを楽しむことに。
昨日は暑さのせいで世界最大の迷宮メディナに打ちのめされて帰ってきたので
今日はリベンジ!!!



【アラビア語でコーラ。】

昨日、結局たどりつけなかった『タンネリ』という『なめし革染色職人街』を目指す。
ここは円い染色桶が並ぶ作業場で中世そのままに手仕事で革を染め付けているそう。

ガイドブックに簡単な行き方が載っているにも関わらず、なかなかたどりつけない。
(しかもcozyはかなり方向感覚がGoodなのに。)

なぜたどり着けないか?それはモロッコ人のしつこい客引きのせい!!!!
道端にいるモロッコ人が私たち観光客を見ると、皆して『こんにちは!この上がタンネリだよ』と口々に言う。。
もちろん、みんなそれぞれ違う場所を指して、引き込もうとする。
その行為が私たちを混乱させる。
あっちだ、こっちだ、と言われるがまま進んでしまうと
簡単にたどり着けるはずのタンネリがなかなか見えてこない。
そんなに観たい場所ではなかったけれど、最後は半分意地になっていた。

客引き達はタンネリが見渡せる場所にある自分たちのお店の中に連れて行って、
チップを要求しようという魂胆。
絶対屈服するものか!!!!

と意気込んでいたのもつかの間・・。
結局そのうちの1つのお店の上からタンネリを見ることになる。

私たちは小額のチップしか渡さなかったので、大した実害ではないがお金の問題ではない。
あの手この手で観光客からお金を騙し取とうとするモロッコ人のその姿に嫌悪を抱いてしまう。



【やっとたどり着いたタンネリ。】



モロッコ人のどぎつい客引きは昔から有名らしいが、本当に嫌な目に遭うとその国自体が嫌いになってしまう。

モロッコ人の元々に国民性なのか、、観光客がそうさせているのか、、、。