チャッチのお散歩

いろいろ歩いた足跡を残していこう!

景徳鎮へ行ってきます(^^♪ _その2

2018-11-12 07:06:39 | ぽてぽて

11月11日、景徳鎮2日目。

ホテルからの眺めは、現代的なマンションも建っているが景観の良い中国地方都市の風景。

今日は、景徳鎮磁器のお勉強。

朝食を済ませたら先ずは中国陶瓷博物館へ。

身分証明証(パスポート)を見せれば入館は無料。

景徳鎮の歴史は秦代まで遡ることができ、発展を見せたのは唐宋代から。

白磁、青白磁と発展し、元代に高温で焼く技術が発明されると青花をはじめとする鮮やかな色彩を出せるようになり、

その後の明清代には磁器の都市として栄えていく。

展示スペースはかなり広く、駆け足で80分くらい掛かった。

時間が足りずに見れなかったけど特別展示で『九谷焼2018展』も同時開催してました。

チラシを見ると、11/15から上海工芸美術博物館でも開催されるそうなので、帰ったらゆっくり見ます☆

 

続けて≪景徳鎮皇窯景観区≫へ

”皇窯”とは黄雲鵬氏が立ち上げた景徳鎮磁器のブランドで、主に官窯(皇帝と宮廷で使う陶磁器窯のこと ⇔民窯)作品や贈答品を作る窯らしい。

創業者の黄雲鵬氏は、人間国宝的な存在で、現在もこの景観区内にアトリエを持て創作活動をしているお方。

館内には立派な商品がずらっと並んでおり、説明を聞きながらの見学。

例えば、下の写真の右上の大壷は、表面に景徳鎮特有の技法が全て用いられた柄が施してあり見事!

そのお値段は~

なんと168000元(約269万円)

間違ってもぶつかってはならない見学(;'∀')

3階にある黄雲鵬氏の作品展示エリアへ

作品を見ていると、展示区の一画に氏のアトリエを発見!

そして驚きの、アトリエに入れて絵付けの作業場を見せてくれた。

色々説明してくれるが、正しく通訳できる人材がおらず(^^;

4階の博物館に行ってしまっていた小岩堂店主を電話で呼び戻して、日中交流☆

人間国宝的な大師と一緒に写真を撮ってもらいました

黄大師との遭遇に一番感動していたのは小岩堂店主だった気がします

見終わったのが14時で、≪景水揺郷土菜館≫でやっと昼ご飯

1階の食材を見て、特色料理をいっぱいオーダー(^^♪

なにせお腹ペコペコだからねぇ~

ここでヒットだったのが、発芽ピーナッツの炒め物!

豆は柔らかく、スプラウトはシャキシャキで美味。

これって生ピーナッツを発芽状態にして炒めればいいのかな?

季節になったらやってみようかな~

他の料理も美味しく、このお店も当たりでした(*´▽`*)

 

食後は、今回ずっと同行してくれている小岩堂さんの友人である磁器工場長さんのアトリエへ。

午前から、博物館2軒を渡り歩いて来ているので皆さん目が肥えてしまっている。

欲しいなぁ~っと思う品々は、どれも3000元(5万円弱~)で手が出せない…

でも素敵な品が多く、血迷ってしまいそうだったが、ぐっと懐をしめる(^-^;

冷静に考えると、このレベルになってくると5万くらいしちゃうよね

猫に小判なので手を出さず(..)

 

そしたら、その後に行った≪竹筠楼≫で見た品々は更に魅力たっぷりな品々で

物凄く欲しいのだが~

やはりお高い

上写真の右下は、本当に繊細で見る者を幸せにする色彩使いな手のひらサイズの茶壺なのだが、お値段言い値で6000元(10万弱)…

何度も見たが10万円と言われると手が出せない(^^;

っと、ここで奥様の一声が(;'∀')

「便宜点儿好吗?」=安くしてください~

散々所望した結果、4500元まで値引きされ、交渉成立!

って… 7万円強ですけどーーーー

全額現金でビッシっと支払う奥様、カッコいいわ~

我々はイイもの見させて頂いて撤収。

 

もう1軒、マンションの1室にあるショップと言うより商談スペースのような場所へ。

素敵な品の数々を手にし、お値段を聞くと2000元~って感じ。

本当はこちらの蓋碗が欲しかった~

が、普段使うのに3万円はなぁ~

で、手が出せるお値段のコチラを購入

景徳鎮ツアー初心者が買うならはこんなところでしょの450元。

 

自分を含め、値が張るお買い物には心を決めるのに時間が掛かる(^-^;

時刻は既に18時半。

ツアーの最後に中国陶瓷城昌江東六街にある食器市場へ。

到着したのが19時を過ぎていたので、閉まっているお店も多い。

明かりを頼りに最後のお買い物タイム。

上海の天山茶城で購入できる茶器セットや日用食器を売る店が目立つ中で、

それなりの品を置くお店も見ることができた。

が…

やはり薄くて絵付けが良い品は、お値段もよい(^^;

今回思い知ったのは、本当に欲しいと思う品は1000元以下では買えないということね

そして買う時は、今回のように陶磁器に精通した人のアドバイスがないと素人には値段とのバランスを見極められないということ。

博物館、紹介してもらった店店で良いものをたくさん見せてもらって、とてもお勉強になったし、難しいことも、値が張ることも痛感しました。

 

さぁ、お腹は空いていないけど夕飯に向かいます。

迎賓大道にある≪百姓人家≫で好きな物を頼んで乾杯!

写真にはないが、炒飯と鴨も注文。

お腹が空いていないわりに結構食べちゃった。

後からやってきた炒飯と鴨は持ち帰ることに。

 

さぁ、急げ!

先ずは飛行機組を空港に送り、そして我々は景徳鎮北駅へ。

この旅の最後の楽しみ、寝台車(K)の硬卧(2等寝台車)乗車です( ̄▽ ̄)

軟卧(1等寝台車)は乗ったことがあるが、硬卧は初体験!

新しくできた景徳鎮北駅の待合室は、とっても綺麗。

21時まではdicos等の飲食店も営業していた。

2階待合室の半分は、マッサージチェアーとなっており、座ると一往復マッサージ機が動く。

続けて使用したい場合は支付宝(電子マネー)で支払えばOK。

これって、待合室の半分の椅子を一般企業に任せたってことだよね(^^;

赤字工事解消の手段だったのかね?

いずれにしても斬新で、凄いな(;'∀')

お土産屋さんの中国あるあるGoodsで楽しみ、乗車時間を待つ。

時間になってホームに立つと、来た~~

自然に「光あるもの~探しに行こう~」と中国列車紀行のテーマ曲が頭に流れちゃう(^^♪

乗車後は、車掌さんに切符を渡して換票証と交換し、消灯時間まで炒飯ツマミに水割りで乾杯☆

消灯されると自然に寝落ちして、朝4時半頃に間もなく上海到着の知らせで起きる。

朝5時の上海南駅を眠気眼で歩く。

改札は南口にしか出れず、そこで待ち構えているのは白タクの客引き…

タクシー乗り場に行っても、タクシーは停まっているが運転手がいない。

どうやらみんなで客引きしているらしい(^-^;

仕方がないので北口に回ると、こちらはキチンと整理員が管理したタクシー乗り場でした。

「上海南駅でタクシーに乗るなら北口に行け」

これがこの旅の最後の教訓です。

 

景徳鎮、陶器デパートのような大型モールの前を通り過ぎたり、まだまだ見きれていないところがいっぱい。

景観も良いし、登り窯もみれなかったし、何といっても満天の星空が魅力。

車で案内してもらったので地理感がイマイチ把握できなかったので、今度はゆっくりのんびり来てみたいところでした(^^♪



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