チャッチのお散歩

いろいろ歩いた足跡を残していこう!

無錫ちょこっと旅情(^_-)-☆

2017-08-13 10:58:29 | ぽてぽて

8月10日、久々にすっきりしたお天気

洗濯を終えてテレビの前を通ると高校野球が白熱している。

しかし高校野球ってのは9回にドラマが待っていることが多いのは何故かね?

ついつい第一試合の逆転劇を見守ってしまって10時半。

折角の良い天気、どこかに行こうと出かける仕度をいそいそと

今日向かうのは前から狙っていた無錫です☆

無錫についての知識は

「昔、錫を取りつくしてしまったので無錫の地名がついたこと。工場の有る場所でダンナ衆の出張する場所。」

程度だったので、行く前に少々調べたところ、結構見るところあるようで

検索すると、「無錫3泊4日の旅」的なツアーが散見される。

興味を持ったのは「恵山」だったんだけど、今から行くには時間が足りなそうなので、

今日は一番ベタな観光地と思われる南禅寺界隈だけ行くことにする。

ここだけなら3時間もあれば見てこれるでしょ!っと楽勝気分で向かう上海駅。

チケット売り場で切符を買って、乗場待合室に向かうとメッチャ混んでる

夏休みだからか?っと思ったら違いました。

原因は同じ待合室だった8:51発と11:16発成都行の遅延によるものでした。

 

九塞溝地震の影響がこんなところにも出ています。

方角が違う南京方面は定刻運行で発車。無錫までは高速鉄道で50分程度でたどりつけます。

途中駅の蘇州駅を越えた辺りから大型発電所を中心に広がる工場地帯の光景が見えてくる。

車中、無錫駅から南禅寺に向かう手段と昼食の場所を検討していると、あっと言う間に到着した。

街を見るにはバスで向かうのが手っ取り早いのだが、到着した時間が14時なので今日は大人しく地下鉄を使って移動することに。

南禅寺までは、地下鉄1号線で3駅、乗車賃は2元。便利だぁ~

8号口から地上に出て、南禅寺に到着!

まずはお腹が空いているので無錫名物の小籠包を食べに

電車の中で調べたら≪熙盛源≫というお店が南禅寺にも店舗があったので、取り敢えずここで御味見☆

 

注文したのは、鮮肉小籠包4個入10元

と拌開洋餛飩(雲呑)15元

鮮肉小籠包は、大麦茶的なものと一緒に運ばれて来た。

お味は… 肉餡が肉まんのそれでイマイチかなぁ~(^^;

拌開洋餛飩は、下にある汁を混ぜてたべるのだけど、この汁が上海のより甘ったるい(^^;

旨い!っと言うほどのものではないような…(個人的意見です)

 

さて、歩きますかね。

まずは南禅寺を拝観する。入館料は無料。

南梁時代武帝が547年に建立したお寺で、南朝480寺中で江南一の名刹である。

歴史は長く、規模も大きい、高僧を多く輩出しているお寺で、大仏殿の本尊は如来像。

お参りを終えて、門前に広がる観光化した街並みを見て回る。

基本的には上海の豫園と同じで、昔の街並みを綺麗に整備して商業化したもの。

規模が大きく、エリアの中には美食街の他にも色々な市場が含まれている。

奥まで行くとお茶市場があるようなので、街並みを見ながらそちらに向かう。

向陽路の門を出るると、正面に無錫文化工芸品市場茶葉市場があった。

茶葉市場は、紅茶的な良い香りが漂っているものの規模が小さいので通り過ぎただけで終了。

宜興市の隣の地らしく紫砂の専門店も数軒あった。

34℃の気温の中を1時間半ほど歩き回っていたので、涼しそうな工芸市場の建物に避難する。

扱っている物が、石とかだから館内は静かだし、ひんやりしていて良い気持☆

市場内を見ていると、ここには工芸の他に骨董、花市場も入っていた。

店は小さなブースに分かれていて、特に2階のお店はこの手のものが好きな方ならお宝を見つけられそうなお店がいっぱい。

作家さんの作品も数多く扱っている大きな紫砂専門店も入っている。

出たくない気持ちを振りきって、外に出てみると正面に野菜市場があった。

この辺りは市場街で、日常に密着した人々が行きかう活気のある場所でした

向陽路に戻って、南禅寺の周囲を回るように永楽東路方面に進むと運河に掛かった小橋を渡る。

橋の名は「妙光橋」。橋の欄干に干支がのっていて可愛らしい☆

この橋の向こうの運河沿いは、洋館仕立ての≪陽春巷商業休閑区≫美食街が広がっている。

向陽路を挟んだ向こう側は、只今開発中で綺麗な住宅エリアになるっぽい。

永楽東路を曲がると日航ホテルの前に出た。

永楽東路を挟んだ日航ホテルの対面には、これまた大きな水郷調の≪錦泰休閑娯楽街≫美食街がある。

そして永楽東路を南長街方面に進むと、「南下塘老号字特色街」の看板があり、

 

またまた≪清名橋古運河景観区≫が始まる。

このエリアには、3つの博物館と運河文化芸術館、旧宅など歴史資料館を含む江南文化の景観区となっていた。

説明によると、

「清名橋古運河景観区は、無錫市中心の南端に位置し、古運河の中枢であり、清名橋はその中心となっています。

北の跨塘橋から始まり、南の清名橋を中心とし、東は向陽橋、西は定勝河沿いまで、総面積18.78kmを占めています

清名橋古運河景観区は、3000年近くの歴史遺跡及び文化遺産を持ち、現在、国家クラス文化財保護施設が19箇所あります。

景勝地には、運河古路、清名小橋、伯漬小港、明清古窯、名人旧居などの歴史文化遺跡が集まっており、無錫観光において、

江南文化の特長と運河の古韻風情が最も残っている場所です。」

今日はとても見きれないので、また来ることにします(・・;)

南禅寺を含むこの辺の景観区は、運河を使っての観光もあるので、これに乗って回るのも良さそうでした。

コースは、

1時間(120元):営業時間 13:00~20:30(繁忙期は21:00まで)、30分毎に出航

2時間(180元):営業時間 平日13:00、19:30/週末13:30、15:30、19:30、連休は9:30を増発

の2種類。

 

19:30出航があるところを見ると、夜景も綺麗なんだろうね。

ってか、南禅寺の界隈って門前街の紫金広場から商業施設と美食街が続いていて、週末や夜の方が賑わっているんだろうなぁと思いました。

地図見ると、もう少し西に行くと新天地の休閑広場もあるみたいだし、凄いなこの界隈(・・;)

 

さて、16時半だ。

そろそろ南禅寺までもどりますか。

南長街を歩いていると自然に目に入る桃の直売所

無錫といったら桃も有名☆

ふらふらと入ると綺麗な桃がたくさん陳列されている。

やっぱり目が行く超大玉は、一番高くて1箱200元超するのもある。

持ち帰るので手頃なのをと見ていると、店の人が自分で食べるなら小ぶり8個で38元のでいいのでは?と。

大きくても小さくても味は同じだと言っていたけど、本当なんだろうか(・・;)

まぁ、持って帰るのも大変なのでオススメ通りの品を購入。

本当は、レンタル自転車で無錫駅まで帰ろうと思っていたんだけど、これがあるので無理…

素直に地下鉄で無錫駅に向かい、駅で切符を買って上海に戻ってきました。

通勤ラッシュで帰りは席が取れないかと思ったら以外に大丈夫だった。

しかし3時間で見ようと思ったのは甘かった

次回は、ちゃんと午前中から来ます