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Palau旅行記④

2009年08月30日 00時57分37秒 | おすすめ
さーて、重い腰上げてパラオ旅行記の続きを書きます!
書かないと旦那から催促されるしね
てか、これ書きはじめて3週間以上経つわ。苦笑

7月4日

この日は朝7時にまずかいと君が起床。

か「ねぇねぇ、yukaちゃん、ご飯行こよ」

私「えー、めんどくさい」

か「だって一回もホテルのモーニング食べてないじゃない」

私「んー、まだ眠いもん」

か「じゃー、ぼく一人で行ってくるから」

こう言い残して旦那は出て行きました。



・・・・・・・・・。





眠気が覚めた。





・・・・・・・・・・・・・・。





行くか。






結局旦那の後を追ってテラスへ向かいました。

朝ごはんはシンプルな洋食プレート

ゆっくりコーヒーを飲みながら朝食。






いいねぇ、このゆっくりした時間の流れ

テラスではこの日が最後の旅程になる新婚さんにもご挨拶。


ゆっくりとした朝食の後は今日のアクティビティの準備。

今日のアクティビティはガラスマオの滝ツアー♪
しっかりと日焼け止め塗って、濡れてもいい服装に。
濡れてもいい服装でって言われてたから、カメラ持っていこうか迷ったんやけどねぇ…。
まぁ、カメラを滝に当たらないところに置いておけばいいよね。
てことで、カメラを提げてロビーへ

ロビーではこの日もEさんにご挨拶
いやぁ、相変わらず元気いっぱいな人だなぁ。
見てるだけでこっちまで元気になれる

さて、今日のガイドさんは誰かな??

そう思いながら迎えのバスの方へ。




?「Good morning !!」


え?



なーんか、今までの人とちょっと違う。




細身の若いパラウアン男性。



そしてちょっと軽そう。笑



K「Kデス。ヨロシクネ」


よ、よろしく。
なんだが、若者っぷり全開のアメリカンのようなパラウアン。
(なんだそれ。笑)
ま、そんなKさんに連れられ、滝ツアーへgo


車に乗り込むなり

K「フタリハ トモダチ?」

か「Yes,friend」

どっちが外人だよ。笑
でも、ほんと、英語・日本語の割合が逆転してた。

K「マズハ ハシ、bridge ミニ イク」

そう言って連れて行ってくれたのがこの橋。



New KB Bridgeです。

なんともかっこいい吊り橋
さて、この吊り橋、なんとなく親近感を覚えん??
なんていうか、日本の吊り橋みたいな。

そう

この吊り橋ね、made in Japanなん
New KB BridgeのKBってのは、この橋が繋ぐ2つの島、
コロール島(Koror)とバベルダオブ島(Babeldaob)の頭文字。
で、Newって付くくらいだから、ここに橋が架かるのは二回目。
前は他の国が造った橋が架かってたんだけどね。
ある日突然、見事に崩壊したらしい
てことで、吊り橋建築に強い日本の技術で立派な橋が誕生したんだって。
瀬戸大橋造るくらいの技術があればね、この近距離の橋はお手の物なんだろうね

それにしても、この橋の下の海、砂浜ではないけど、エメラルドグリーンがめっちゃきれい



大好きだなぁ、この色

さて、この橋、かなり長居しました。
写真も撮りまくって。
地元民のおっちゃんが大魚を釣ってたから記念に写真撮らせてもらったし。
Kさんが葉っぱで魚を作ってくれたし。
写真撮ろうと階段降りてたら足滑らせて危うく一眼君ごと海に転落しそうだったんだけど、それを地元のパラウアンに見られて笑われたり。
もう二度と海には落ちたくないです。笑
ましてやケータイならまだしも、一眼君だけは死守せんと

さて、そうこうしてたらいい加減に移動せんといかん時間に。
再び車で移動再開♪
てっきり滝まで直行かと思ったら、バベルダオブ島の名所もちょっと寄ってってくれるみたいで。
めっちゃ嬉しかった

K「ツギハ machine gun ミニイクヨ」

第二次世界大戦の爪痕を見るのもパラオでは大切なこと。
今回は見れないものとばかり思ってたけど。

その移動の間の車内の会話。

K「ノニ シッテル?」

か「ノニ…、あぁ、ノニ!ノニジュースの!Yes, I know」

私「あぁ、あれね」

K「ミギ。Look. アレ ノニノキ」

私「Which ??」

K「OK. I'll show you」

そう言っておもむろに車を停めてわざわざノニの実を採ってきてくれた

てか、気持ち悪いんですけど、この実
なんていうか、いっぱい目があるみたいで。。。苦笑



この写真の中の一番右端にある得体の知れぬのがノニの実です。
ちなみに左端はKさんの作ってくれた魚
かわいい

さて、そんなノニブレイクの後、再び出発!
と、思いきや。

またしてもKさん、おもむろに車を停める。

そして出ていく。

茂みの方へ入ってく。

あ、戻ってきた。

と思ったら、かわいい花を摘んできてくれた



意外に素敵なことするなぁーー
でも、本当にかわいい花だなぁ。
日本ではお目にかかれそうもない。

さーて、今度こそ機関銃跡目指して出発!
車で揺られること10分そこそこだったかな。
車を停めて、Kさんの案内で小高い丘を登ると、そこに錆びた機関銃と防空壕が。



さすがにこういったものは見ると言葉を失うよね。
いくら日本とパラオが良好な関係を築けているといっても、戦争はないに越したことはない。
良好な関係の下に命を落としていったパラウアン、日本人も多いんだから。
人が命を失うことを美化しちゃいけない。

さて、この機関銃跡を去るとき、ふと足元に目線が。

私「ウツボカズラやぁーーー

初めて野生のウツボカズラ見たよ。
あ、ウツボカズラって知ってる??
試験管みたいな食虫植物なんだけど。
試験管の口の部分から内側にかけて、下向きに柔毛が生えてて。
虫が足を滑らせやすくなってるん。
中には消化液が入ってるんよ。
ほんと、野生の植物の知恵って恐ろしい。。。

まぁ、こんなに感動するのも私くらいだってのは重々承知しています。笑

さて、機関銃を見たあとはいよいよ大本命の滝!!

車で揺られること20分前後…だったかな?
なんか、案内所みたいなところに到着。
そこで靴を専用のブーツに履き替え。

荷物を減らした状態で出発

Kさんは大量の荷物を背負い、うちらの荷物もちょっと持ってくれた

滝はね、案内所からは全然見えない。

K「ダイタイ 20minutesネ」

とのことだから、そんなに遠くないんやろうね。
案内所で杖をもらって出発!
歩くこと5分。
この5分だけでもすんごい泥道で大変。
木の根っこを利用して進む。
すると、ちょっとしたオープンスペースに到着。

K「アレガ タキ ネ」

どれどれ。



え??



ぇえ???



ま、まさか…。



滝らしきものってあれしかないやん

私「Does it take really 20 minutes ??」
(本当に20分で行けるん?!)

K「Yes ! But for me. For you, I don't know」
(うん、僕ならね。君らの場合は分かんないけど)

おーーーーーーーい。
挙句の果てには

K「ウーン、40 minutesクライカナ」

とかいい加減なこと言うし
まぁ、いい運動になるでしょう。。。

こうして再び滝目指して出発。
またしてもひどい泥道。
こりゃ、杖は必需品やね。

さて、泥道ゾーンを抜けると、広くて浅い川に出る。



って、ここ歩くの?!
という戸惑いをよそに、歩を進めるKさん。
途中で再び森ゾーンに突入。
しばし泥道ゾーンを行くと、またしても川。
今度はひざ上くらいまでの水位が。

はいはい、ここを進むんですよね。
もう驚かないよ。
濡れてもいい服だし。
一眼君だけ抱えてたらいいから。

さて、川を横断して、陸に上がると、、、
















滝だーーーーっ!!!!

ちょっとしたテーブルスペースに荷物を置いて滝へ。
Kさんに勧められて滝の下へ。。。



痛いっっ!!!

水圧がってのもあるけど、頭皮の日焼けが痛みを増す。。。
そのあと、滝の下で石投げして遊んで。
Kさんやかいと君と水かけしたり。
石を誰が一番高く投げられるか競ったり。
ま、Kさんに勝てるわけもなく。笑

そうこうしてると、ほどよくお腹が空く。
でも、、、
実はこのとき、Kさんの名前を忘れてしまってて。

私「ねぇ、名前なんやっけ?」ヒソヒソ

か「分からん。覚えてないよ」ヒソヒソ

ま、まずい。。。
これだけよくしてもらってて覚えてない。

が、答えはすぐそこに

Kさんの左肩から右肩にかけてひらがなのタトゥー発見!
そうだ!!
この名前だった
彼の名前ね、ある食べ物に似てて。
かいと君はそのタトゥー見て、騙されて変なタトゥー入れられてる、って思ったらしい

彼の名前だからね。
騙されてない、騙されてない

私「●●●●(Kさん)、Let's have a lunch♪」

ってことで、名前の関門を突破して食事に。
うちらがサンドイッチを食べてると、別の日本人夫婦が。
こちらは恰幅のいいザ・パラウアンが案内人。
ご夫婦もまずは滝へ直行。

K「That is really my cousin ネ」
(あれは本当に僕のいとこだよ)

うえ?!
マジですか?!

似てない。

あまりにも似てない。

私「really ???」(疑いの目)

K「ウソ ジャナイ、ウソ ジャナイ」

マジですか。。。
なんて偶然。

K「ナマエハ ●●●●(Bさん)」

名前は超そっくりやった。笑
日本人でいう一郎と二郎より似てた。笑

さて、そんな話をしてるとBさんがやってくる。

B「どこから来たの?」(めっちゃ流暢)

か「Japan」

B「あー、Japan。Japanのどこ?」

私「福岡です」

B「福岡?分からんばい

か「知っとるやん」爆笑

B「福岡住んでたからね」

私「え、どの辺に?!」

B「姪浜」

うわー、めっちゃローカルな地名がパラウアンから出たぞー。笑

もう大爆笑
この日一番の笑いでした

さて、そんなゆかいなBさんとさよならして、うちらは滝を去る。
なんでも、Kさんによると、今度はショートカットするらしい。

って、川ん中やーーーーーん。

腰まで完全に水に浸かって川の中を歩く。
すると、行きに通った広くて浅い川に到着。
ここでちょっとした滝壺ならぬ河壺?で水遊び。
あったかいとこと冷たいとこがあって不思議やったなぁ。
ここではKさんに引き連れられて激しい河壺の直下へ。

だから、頭皮が痛いんだってば

河遊びのあとは、また大戦中のトロッコを見てきた。
弾痕がすごかった。。。
ここでアルミニウムを採って日本へ輸出してたんだって。

さて、ようやく案内所まで戻る。
屋根の下まで来た途端!








スコーーーール!!!!

間一髪。
めっちゃラッキーや

案内所にはパラウアンのおばちゃんと子どもたち。
最初、ぶっきらぼうだと思ったおばちゃんが笑顔で焼きバナナくれた
これがね、まためちゃくちゃ美味いんよ
日本に帰ったら作ろうかと思ったもん。笑

すると、今度はどっかに行ってたKさんがヤシの実に穴を開けて、ストローを2本差した状態で差し出してくれた♪
これもサービスの一環なのね。
うちさ、正直ココナッツジュース嫌いで。
抵抗があったんだけど、天然のココナッツジュースはさっぱりして美味い
こんなにも味が違うものかと驚いたよ。

ジュースを飲み終わると、Kさんがそれを持っていく。
と、今度は激しくナイフを打ち付け始めた
なに?!
なんなん
と思ったら、中のヤシの実を切ってくれた
すごーーーーい♪
プリプリで本当に美味しかった

いやー、まさに至れり尽くせり

あとから来たご夫婦もご満悦でした☆

さて、十分に休憩を取ったあとは、また車で移動。
かいと君はここで爆睡
よく運動したからね、仕方ない。

うちもウトウトしかけたとき、

K「アレ my house」

って指さす方向には白くって立派な西洋建築。


絶対違うだろ。

K「ハハ。That is White House」

私「ホワイトハウス??大統領が住んでるの?」

K「ソウソウ。ダイトウリョウガ イルトコ」

私「あ、Presidentはパラオ語でも大統領?」

K「ソウ、ダイトウリョウ」

ほーーー。
面白い。
て、そうしてると本当にホワイトハウスまで来た。



んー、立派な建物。
これはmade in 台湾だって。
ちなみに、よくよく話してみると、大統領は住んでないんだって。
国会みたいなもんかな。
今は休会中で誰もいなかったから、周囲を見学し放題だった。
でも、これでいいのか?!笑

これでこの日のアクティビティは終了!
Kさんにホテルまで送ってもらって、さよならのご挨拶。
いやぁ、ワイルドな外見とは裏腹のいい人やった

この日はこの後、タクシーでコロール市街まで行って、ちょっとお買いもの。
てか、またしても同じ運ちゃんやった。笑
相変わらずよく喋る。

ショッピングセンターには日本のお菓子がいっぱい。
カールとかポッキーとか。
うちらはポッキーだけ買って出る。
んで、ちょっと町をぶらぶらして、って言っても、日本だったら田舎なんだろうけど。
そのあと、Kさんと運ちゃんお勧めのお店へ。
ドラゴン亭っていう居酒屋。
いろいろ食べたけど、噂通りの美味しさ
ここをチョイスしてよかった♪
ここではこの夜がパラオ最終日になる新婚さんと遭遇。
お二人もご満悦で帰っていった


いやー、この日も本当に楽しかった!
うん、blogの記事の限界文字数まで書いてしまった。笑
よし、頑張ったし、寝るか

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1 コメント

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写真がすてきですね (夫です。)
2009-08-31 15:46:30
たくさんの写真を使っていて、見ごたえがあるねえ。
きれいなお花ですなあ。
パラオまた行きたいなあ・・・。
次の海外旅行もパラオがいいなあ。
またEさんに会いたい。(←すこしタイプ。あの生き方に憧れている)
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