日本に帰ってきてからというものの、ミスチルの新曲をひたすらリピートしてます。
人の声が桜井さんに聞こえちゃうくらい桜井さんの声しか聞いてません。
桜井さんの声を聞いてると、ライブでの桜井さんの笑顔を思い出して思い出し笑顔しちゃいます。
男がこんなんなら、女はどうなっちゃうのか。
想像しただけで恐ろしいです・・・
というわけで私も笑顔が素敵な男になるぞ!と思いました。
さて、新曲の中でも、GIFT。
そう、贈り物。ただ訳しただけか、という突っ込みも気にせずいきたいと思います。
正直、曲調だけだとHANABIの方が好きでした。
が、GIFTの歌詞を見て愕然としました。
今でも武者震いが止まりません。
それは嘘ですが、正直震えました。なんかすごい。見てる次元が違うな、と。
桜井さんの曲にしては珍しく「疑問」に対する一つの「解釈」が分かりやすく示されている感じがします。
『一番綺麗な色ってなんだろう?』からはじまり、それは『光』だといっています。
では『光』ってなんでしょう?光をスペクトル分解すると虹色になります。光が当たらなければ「黒」、全ての色が当たっていれば「白」。そしてそのあいだに横たわる虹色、いやあらゆる色。全ての色。十人十色。
『僕は探してた 最高のギフトを 君が喜んだ姿をイメージしながら』ではじまり、
『僕は抱きしめる 君がくれたギフトを いつまでも胸の奥で ほら光ってるんだよ』で締める。
恋とは内から外に向かう感情。相手と自分は別。ただベクトルが相手の方を向いているだけ。
でも愛は、相手が心の内に同居すること。ベクトルはお互いを向いているんじゃなくて、二人が同じ方向を向いている。だから力も単純に2倍。
だからこそ、『知らぬ間に増えていった荷物も まだなんとか背負っていけるから 君の分まで持つよ だからそばにいてよ それだけで心は軽くなる』
相手に依存するんではなく、
相手から独立するのではなく、
相互に依存しあうことで1+1を2より大きくできるんじゃないか。
人と人が生み出す芸術は、小説よりも奇妙な現実を生み出すんでしょう。
そしてそのきっかけは人との出会い。そして存在の同居。
最後に、全てのことに、「ありがとう」。
- GIFT/Mr.Children
- ¥980
- Amazon.co.jp