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365 photo diary

写真って、その瞬間の想いを伝えるもの。
見返したときに撮った瞬間が蘇るような、そんな写真を撮っていきたい

広告ビジネスの新潮流

2008-11-14 17:55:08 | ニュース

2日続けてニュースネタになってしまった上に、タイトルまで似せてみました(笑)


インターネット上の広告といえばクリックすると「ある決められたアドレスに飛ぶ」のが常識で、いかに広告が表示される場所もしくはその場所にいる人間のコンテキスト(文脈)、と出したい広告のコンテキストをマッチさせるかを切磋琢磨してきたのが今まででした。だからこそ検索連動型広告の流行につられてコンテンツマッチ広告やインタレストマッチ広告などの新しい広告手法が出てきて、これらはすべて上記の流れを踏襲しています。

つまりこのときの変化しうる変数は「広告表示スペース」しかなかったわけです。


ところが、アメリカのベンチャーキャピタルでこれとは全く正反対のアプローチを始めたのがとても面白かったので紹介してしまいます!!

サイトをコンテキスト広告やディスプレイ広告に変えるDapperの「MashupAds」


この記事によると、

グーグルからヤフーまで今はどこも、コンテキスト連動型テキスト広告並みにサイトと連動したディスプレイ広告の実現に取り組んでいる。こうした取り組みと同様に、MashupAdsでもキュー(手がかり)は、広告を流す先のページにあるコンテキストから拾っている。なので例えばトラベルガイド「Fodor」でシカゴ観光を調べてると、シカゴ市内のホテル客室のディスプレイ広告が出てくるといった感じだが、Dapperがさらに一歩進んでいるのは広告主サイトの関連箇所から直接コンテンツを引っぱってきて広告を作っているところ。

とのこと。


この技術のすごいところは、広告主側が取れるようになった変数に「広告自体」が加わっただけでなく、ユーザーからしてもより自分の関心の高いであろう広告が表示されることで、もはやそれは広告というよりも「情報」に近い性質を持つ広告ということになってくるということです。


もうだいぶ前から言われていることですが、ウェブサイトは「トップページ」という概念が崩れつつありますが、まさにそれを象徴するかのようなニュースです。ユーザーはまずどこかの入り口に入って、その中を色々見て目的のコンテンツを探し…といった無駄な時間と労力を使わずとも目的の情報に誰でも簡単に、時間をかけることなくいけてしまう世の中の実現です!


私が今働いている会社でもまさにこの考え方で事業を進めています。

今までユーザーは情報を検索して検索結果から目的の情報を探し出し、かつそれが分散されて書かれているときは自ら編集までする必要がありました。しかし私たちはこの過程を全て省略し、何か調べたい情報があった場合、一発でそのまま使える情報を表示することを目指しています。

これからはより一層、情報は「検索」するものではなく、「調査」する時代になっていくと思います。


そうすればインターネットもより便利で快適なものになり、詳しくない人でも簡単に使えるようになるはずです!そう考えるとなんだか嬉しくなってきますね♪






コンテンツビジネスの新潮流

2008-11-13 19:50:21 | ニュース

ずっと堅い話題が続いていたのでちょっと息抜きニュース速報です!


コンテンツビジネスといえばYouTubeをはじめとした動画関連サービスの周辺で、特にアメリカを先頭に盛り上がっていますが、その最新速報がDigital Hollywood Fall2008を見るとわかるので、コンテンツビジネスに関わっている方は必見です!


Digital Hollywood Fall 2008で見えてきた、米国メディアコンテンツビジネスの方向性(前編)


デジタルコンテンツの興味深い流れとしては、

・プレミアムコンテンツ(テレビ等で流れている映像)の無料配信

・動画内の広告は、プリロール広告(動画が始まる前に流れる広告)30秒の1本のみ

・映画やドラマをYouTube等に配信し、自由に編集可能なだけでなく、それを他の動画サイトに自由にアップロード可能

・番組を見ながら視聴者同士がチャットで話せる


また、この中で印象的だったのが以下の、著作権保護技術を提供するContentGuard CEOのロブ・ローガン氏の言葉。

これからは、動画流通のビジネスコンセプトを、プロテクションモデルから、ユーザビリティモデルに変えないと、時代から取り残される

このように、今アメリカでは著作権に対して、「とにかく全部自社で囲い込んでよそ者を排除しよう」という方向ではなく、「どうしたらコンテンツを使ってユーザーともっとWin-Winの関係が築けるか」という方向で、積極的かつ具体的に考え動き始めています。


一方日本ではいまだにこのような議論がなかなか盛り上がりづらく…

今までのやり方でうまくいっているうちはいいんでしょうが、気がついたらその流れに乗り遅れてしまっていた、なんてことになってしまうと悲惨なので、各社の動きに注目です。おそらく、1社が動いたら雪崩を打って各社動き出すんでしょうが、その第一歩をどこが踏み出すか、でしょうか。


この記事、後編もあるようなのでそちらにも期待!!






学生×無料×広告=?

2008-10-29 11:03:36 | ニュース

最近、というか結構前からですが、

学生相手に、無料で、コピー用紙やルーズリーフを、広告付きで・・・

配布するサービスが流行っているようです。


まだこれらが流行る前、2年以上前ですが、タダコピをやってる会社に営業に行きましたが、なぜか上司の反応はいまいち…個人的には相当面白いと思ったんですが収支はともかく少なくとも話題にはなっているようです!



1日の配布部数がわずか30分でなくなるほど大人気の無料ルーズリーフ提供サービス「エコフル」、その仕組みに迫る


0円でコピーできる「タダコピ」ができるまで



たしかに授業や勉強用に使う紙なら広告が入ってようが入っていまいが特に関係ないし、しかも紙代って意外と高いのでお金のない大学生には願ったりかなったりのサービスですよね!!

今後もこの分野は活性化していきそうな気がするので、無料広告モデルビジネス全体と同時に、「学生×無料×広告」モデルも要注目分野ですね!!


ただ、「学生」モデルで最も難しいのは多分「大学との交渉」で、基本的に保守的な学校側にどうやって食いこんでいくかがビジネスモデルの相当大きなウエイトを占めることになりそうです。


■関連エントリー

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お金で買えない価値がある ~無料より優れたもの






Push Notification Service

2008-10-22 10:49:03 | ニュース

アップルがiPhoneを鳴り物入りで発表した時、最も印象的だったのは「Push Notification Service」という概念を携帯電話のもっとも重要で特徴的なサービスだと明言した点。


これについて分かりやすく説明しているサイトを2つ見つけたので、引用とともに紹介です。

 ケータイコンテンツの最大の特徴とは、ユーザ側から働きかけるのではなく、サービス側から働きかけることによってユーザの行動そのものを動的に変えて行くということです。


 とにかく重要なのは、サードパーパーティのアプリに対して「着信機能」をシステムレベルで開放してくれるってこと。 ここから広がる可能性は今までの携帯電話とは比較にならないと思うんだけど。

このように、アップルは携帯電話業界に参入したわけだが、参入していきなり携帯電話の本質を「Push Notification Service」であるとして、それ以外の機能は大胆に削減していったのに、これを採用したことに大きな意味があるのではないだろうか。


日本の携帯ウェブサービスでこの概念を実現しているのは、上記引用元のブログにもある「釣りバカ気分」と、「FF7」だろう。


そんなことを思っていたら、ついにドコモがやってくれました!!


 ⇒秋冬モデルにエージェント機能を搭載する――ドコモの山田社長

 とにかく重要なのは、サードパーパーティのアプリに対して「着信機能」をシステムレベルで開放してくれるってこと。 ここから広がる可能性は今までの携帯電話とは比較にならないと思うんだけど。


ただ、これを読む限りだとアップルの目指すものとドコモ・KDDIが目指すものとはだいぶ違うものになりそうです。


アップルが上記のように「サードパーティーに着信機能を開放する」ことを目指しているのに対し、ドコモ・KDDI陣営はこれとは逆に、こういった動きをキャリア側で統制(制限)するために自らそれを導入して、キャリアメニューのようにキャリア側主導のサービスを志向しているように感じます。


良くも悪くも、日本の場合は発想がキャリア主導、海外はメーカー主導という根本的な違いはありますし、どちらがいいかも賛否両論でしょうが、確実に言えることは、競争市場でない市場ではユーザーの立場は置き去りにされるということではないでしょうか。


ドコモ・KDDI陣営も、エージェント機能という発想自体はとても良いと思うので、ぜひそれをユーザーにとって最もメリットのある形で提供し、iPhoneといい意味で競争していきサービスの向上が実現されれば日本の携帯業界もまだまだ捨てたものじゃなくなりそうです。


それにしても、ソフトバンクはこの流れに加わっていないようだけど、どうしたんだろう・・・?



■続報(11月6日追記)

ドコモのコンシェルジュサービスの追加情報が掲載されていたので、追記しておきます。

“ひつじのしつじ”がケータイ“執事”に--ドコモ、iコンシェルなど新サービス




無料のおかき屋さん

2008-08-15 23:04:18 | ニュース

このブログでは以前にも何度か無料ビジネスの紹介をしていますが、また新しい無料のお店を発見しました!

今回はなんと、 「 おかき 」 が無料で食べられるようです!!!

しかも、おかきを食べると喉が渇きますが、飲み物も無料!!!とのこと。

なんという驚き(@@)


そんな驚きを実現したのが「 播磨屋本店 」。


詳しくはこちらの記事を参考ください。

写真もたくさん載っていて雰囲気がよくわかると思います。

無料でおかき食べ放題&飲み放題のカフェ「free cafe 播磨屋」に行ってきました


味も良質、店内の雰囲気も良さそうです。


現在は東京本店と姫路店、今後は福岡、京都でもサービス展開を予定しているそうです。

今はカナダにいるので行けないのが残念ですが、帰国後はぜひ一度は訪れてみたいですね!!



ちなみに、見た目のよく似た「せんべい」と「おかき」と「あられ」ですが、実は違う物だって知ってましたか!?

まず、せんべいと、おかき&あられとは、作られている原料が違うようです。

せんべい     ⇒うるち米

おかき&あられ ⇒もち米


で、おかきとあられは原料自体は同じなのですが、見た目の違いでなんとなく区別されているとのこと!

あられの方が小さめで、おかきの方が大きめだそうで。

ひなあられ、とかが一番有名な例でしょうか。


無料ニュースとともに、少しだけ無駄な雑学も身についちゃいました♪



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