ずいぶん前に買ったまま読んでなかった一冊。
読む前は「住民がいる南の島を買う」という感覚にやや違和感を感じていたのだが
実は住民は不法居住者であり、それでもあえて彼らをそのままにし共に暮らしてい
くという選択をとったことがわかり、印象が変わった。
島民の、まずしいけれどおおらかで内面の豊かな暮らしを讃える論調は、ともすれば
金銭的に豊かな人間の勝手な思いとなりがちだが、著者が島民のそのようなライフス
タイルを維持しつつよい方向に向かわせていくために島民とともに行動をおこしている
ところが、ありがちなこの手の主張と違うところか。
読む前は「住民がいる南の島を買う」という感覚にやや違和感を感じていたのだが
実は住民は不法居住者であり、それでもあえて彼らをそのままにし共に暮らしてい
くという選択をとったことがわかり、印象が変わった。
島民の、まずしいけれどおおらかで内面の豊かな暮らしを讃える論調は、ともすれば
金銭的に豊かな人間の勝手な思いとなりがちだが、著者が島民のそのようなライフス
タイルを維持しつつよい方向に向かわせていくために島民とともに行動をおこしている
ところが、ありがちなこの手の主張と違うところか。