遊々青森

むつ湾をメインに釣り三昧!青森の自然を満喫してます。

薄貝・作り方

2013年09月07日 16時51分01秒 | ハンドメイドルアー
第1段階
「薄貝の作り方」で検索すると、ほとんどは貝を削って薄く加工すると説明してあります。
私の言う「薄貝」とは、「真珠層を何らかの方法で薄く剥がして作るもの。」と言う意味なんです。
そんな方法があるのか調べたら、かつて何処かの職人が特殊な方法で真珠層を剥がして「薄貝」なる物を作っていたのは確からしい事が分かったんです。
その方法とは、貝を煮る!と言うものでした。
煮るったって、煮方が半端じゃないんです。
記憶が定かではありませんが、確か2週間とか、そんな単位じゃなかったでしょうか!?
とてもじゃないけど、そんな暇無いです!かりにやるとしたら、何人かで交代で火の番しないと出来ないですよね!
かなり無理があるし、現実的じゃないので却下!!
それで、その次に引っかかったのが、バーナーで焼くと剥がれやすくなる!と言うやり方でした。
「バーナーで焼いて直ぐに(60℃位だったかな~?)お湯の中でスライドするように力を加えてやる。」
すると、あーら不思議!真珠層がハラハラと剥がれてお湯の中に沈んで行きます。
ただねー、この方法だと真珠層の光沢がかなり損なわれるんですね!(残ねーん!)
第2段階
ここまでで分かった事は、煮るにしろ焼くにしろ熱を加えると真珠層の結合力に何らかの変化が生じる!と言う事です。
それから、多分ですが高熱を加えると真珠層の光沢が損なわれる!
真珠層が剥がれやすくなり、光沢を損なわない方法が長時間掛けて煮るなんでしょうね。
でも、先にものべたように、そんな非現実的な事をやっている根性も暇も持ち合わせていませんので他の方法を探しましょう。
そこで考えたのが、直火で加熱するんじゃなくて、間接的に加熱すれば良いんじゃないのかな?
あとは、加熱時間で加減を調節する(データを取りながら)。
一度だけ試して作ったのが、「YouTubeチャンネル」のタイトルバックの写真です。
大きいのは500円玉より一回り程大きいです。
貝の光沢も前よりは損なわれてはいませんでした。
あとは、焼く時間とか火加減を変えてデータを取れば何かが見えて来る筈なんです。
しかーし、根性の無い私にはそこから先が、不毛の砂漠を行く道に見えてしまうんですね
生来、時間のかかる事が大っ嫌いなんです(^^ゞ
ある程度は我慢するんですけど、「データを取る」って考えたら、「オレの仕事じゃねェ!」そんな言葉が脳を支配したんですねー(@_@;)
あれからもうすぐ1年・・・情けネー
「薄貝の作り方」で検索してここに来た方達に申し訳ないです。「ごめんなさいm(__)m」お詫びの気持ちから今までで分かった事を公開しました。
「そんなの知っていたよ!」と言う方はごめんなさい。
「へー、知らなかった!」と言う方は参考になれば幸いです。
疑問点がありましたらコメント下さい。(分かった範囲でしか答えられない私も初心者ですけど)
Pc220026

写真があったので1枚・・・
ちなみに、これはアコヤ貝です。



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