歩くか、ママチャリの人

生活感、人と人が行き交う、自然な会話が生まれる場所へ

とある休日の、池袋

2020-12-04 03:24:00 | 日記
池袋東口グリーン大通りで開催された。今年で4回目のイベントに、先月下旬見に行った

この大通りは、豊島区の景観計画に基づき、サンシャイン通り、サンシャイン60通り、明治通り、南北区道、含めた、エリアのひとつ

国家戦略特別区域。道路占有事業許可と共に、沿道景観形成特別地区とされている(池袋東口駅前広場、グリーン大通り)
事業者だが、沿道の企業で構成される、グリーン大通りエリアマネジメント協議会という会だそう
この、歩道を使用した新しい取り組みには、たとえば、オープンカフェであれば、沿道の建物低層部を壁面後退させる事による、オープンスペースの確保であったり。景観という点では、夜間になると、足下がライトで照らされたり
そういえば、ベンチがいつの間に増えていたような気がした。平日でもお昼時間帯前後には、晴れていればベンチでやすむ人も。やすんでいる人を見て一緒になってやすんでみたが、通行人の多い大通りではまた見える光景は違う
(ここで座って、のんびりやすんでいて良いのかと思ってしまう程の、行き交う人の多さ)

落ち着いたオフイス街に、街路樹が首都高5号の方向に向かって植っている
この「落ち着いた」だが、駅の方から見て見ると、連続する建物の高さが、凸凹感が少ないゆえの落ち着きだったり

ひと、まち、みどりのつながり

『誰もが集い、賑わい、四季を彩る公園のように憩える、美しい都市計画を目指す』

子育て中の家族、若者を取り込み、賑わいあるまちを目指すもの
飲食店、野菜を売っているお店、雑貨店、、色々
途中、南池袋公園があるが、こちらのスペースでもイベントが行われていた

東京都の調査委員もきており、イベントに対するアンケート調査は
写真アプリを起動し、QRコードを読み取り、そこからアンケートに入る形式

何日か集中して開催。歩道ではマルシェ。
テントを張られ各テントには、歩行者が立ち止まる。中にはハンモッグでやすむ人も(昼寝する人は居ないが)

雑貨を販売しているお店があった。見た感じは、その辺のお店に売ってるように見える。聞くところによると、障害者福祉作業所で作られたモノ。
障害者福祉作業所、生活実習所と言うと、クッキーを作り、区役所や施設で販売しているのを想像する。他の作業としては、袋詰めなど。
作業所にもよるが、障害者の方が作成しているのは、その施設によtり、異なるのではないだろうか

このお店の店長さん曰わく、障害者の方の自立支援、就労支援における、1か月の工賃は、まだまだ安いという。その工賃を少しでも引き上げるために、お店を出したという

実際、作業所にはこうしたものづくりに長けたかたからの指導(授産施設で、いかにして、商品価値を高め、商品として高い金額設定が可能か)に基づき、一緒にものづくりに励んでいる
たとえば、商品開発にあたり、見た目かわいらしさ、お洒落で雑貨らしく見えるか

さて、南池袋公園。以前の南池袋公園は荒れており、小学生でも近づけない公園だったそう。そんな公園に、東京電力から変電設備のための地下を貸して欲しいという話が
そのときがチャンスで、再整備に
逆三角形の小さなカラフルな旗が風に吹かれる中、青々とした芝生には家族連れ、友人と一緒など。ビニールシートを敷き寛いでいる姿。または、
シートに、仰向けになり堂々と昼寝しているのではと思える姿も

都会のオアシス

豊島区役所や、ビルに囲まれた中の公園。ベビーカーを止めるスペースには、かなりの数が。何しろ連休で人が多かった。自由な空気が流れていた

コロナは忘れ去られている風にも

そんな自由な空気を取り囲むように、小さな「箱もの」が幾つか点在している。遠くから見るとお店かと思ったが
その「箱もの」に近づく。箱は、タイニーハウスという小さな家。窓から中を覗く。広さ2畳くらいの小さな部屋。窓、天候が良かったせいか、部屋の中に陽の光が柔らかく差し込んでいる
本当に、一人で過ごす広さ。ちょっともの書きとか、ひとりでなにかをするなら良いかもしれない。が、ここに誰かを招き、お茶は厳しい広さだ

タイニーハウス。持続可能な暮らしづくりというコンセプトのもとにつくられている。価格は安くて120万円から(当日、会場にあった「箱もの」で)
購買客層は、20〜35歳くらい。居住する家がありながらも、プライベートの家として。または、車で小さな家を牽引しながら、自分が行きたい場所にいつでも移動。移動先で日々を過ごすという、生活観の高い人が好む家との事だった

公園にある「箱もの」の窓から外を眺めてみる。狭いかもと思いながらも、「箱もの」に使われている、木材の香りを感じながら、自分だけの世界は確保出来た。そんな世界から、来街者の多い公園を眺めるのも新鮮かもしれない

それと同時に、自分が住む家の在り方だったり、ひとことで「家」と言っても人によって色々な「家」がある事。このイベントや最近歩いてきた処で「家のカタチ」を、垣間見る事が出来た

(歩く人)