のりこえて、つながって、わかちあって
~多民族多文化共生社会の明日のために
「移住者労働者と連帯する全国ネットワーク」(移住連)は、日本
各地で移住者・外国籍者支援活動を行っている個人と団体で構成する
ネットワークです。ネットワーク結成以来、「全国フォーラム」を各
地で開催し、情報の共有と交流をはかってきました。
このたび、「第7回 移住労働者と連帯する全国フォーラム」を神
奈川で開催することになりました。神奈川は、全国的にも外国籍者が
多数居住する地域の一つで、ニューカマーが急増した80年代から移住
者支援活動の中心を担ってきました。またその背景には、指紋押捺拒
否闘争をはじめとする在日の運動の歴史がありました。
この神奈川の地で、「全国フォーラム」を開催することは、少子高
齢化などを背景に、国の政策が転換点を迎えている今、すでに始まっ
ている「多民族・多文化共生社会」の現場から、その未来を展望する
ことに他なりません。
多くの皆様のご参加をお待ちしています。
▲日時:6月14日(土)・15日(日)
▲場所:川崎市教育文化会館
http://www.city.kawasaki.jp/88/88kyobun/home/annnai/tizu/map.htm
▲プログラム(予定)
<14日>
・13時~分科会
・18時~交流会@産業振興会館(参加費:¥3,000−)
<15日>
・9時半~総合分科会・分科会
・13時~全体集会
★☆★分科会詳細★☆★
1 入門編:何が問題か、どうすればいいか
2 出入国・在留管理:どこまでも外国人管理
――テロ対策からIC在留カードまで
3 労働:移住労働者の現場から――労使対等を実現するために
4 難民:難民・在留の安定を求めて
5 定住化:定住化と高齢化──日本社会で暮らせるために
6 医療:外国人医療の現場・「医療通訳」がめざすもの
7 ケースワーク:医療・福祉に伴う生活相談のあり方
8 教育:孤立する子どもと家族・学校──ことば・文化・在留資格
9 地域:在日コリアンから新たな外国人市民へ“共生する”街づくり
~連帯への道すじ~
10 移住女性のエンパワメント:移住女性の「自立支援」とは?
──DV・母子家庭・子ども
11 研修生・実習生:研修生・技能実習生問題
──制度の抜本的改革を求めて
12 在留特別許可:人道的在留許可への可能性
──在留特別許可の許否判断に関して
13 ラテンアメリカ当事者:在日ブラジル人の直面する問題から
14 韓国の事例:韓国の移住民、現実と政策、運動
15 自治体の政策:川崎・神奈川の経験から
総合 外国人政策:領域を横断して外国人政策について討議します(15日のみ)
★☆★全体集会プログラム★☆★
講演/ピアノ:崔善愛(ちぇそんえ)さん
(ピアニスト。かつて指紋押捺拒否を闘った経験から日本社会を問う)
“Where is my own country?”~「自分の国」を問いつづけて~
当事者アピール
フォーラムまとめ
ライブ:KP http://www.kpstyle.com/
(Korean Power、Korean Pride、Korean People。
日本で生まれ育ち、Koreaのルーツをもつラッパー2人組ユニット)
●参加費(資料代含む):2日間=¥2,000 1日のみ=¥1,000
●お申込み方法:
5月末までに以下のサイトで申し込んでください。
http://www.kanagawa-f08.sakura.ne.jp/framepage14.html
●問い合わせ先:
FAX 044-555-3362
mail info@kanagawa-f08.sakura.ne.jp