教育、夜間中学、多文化共生、日本語教育、識字教育について

教育、とくに夜間中学をとりまく問題、多文化共生、日本語教育、識字教育、難民、中国帰国者などについての情報を発信します

東京教育研究集会「人権と教育」分科会

2005年11月09日 | Weblog
東京教研「人権と教育」分科会  主催第55次東京教研実行委員会
〈テーマ〉多文化共生を目指し、子どもの権利条約、帰国者・
外国人教育、国際理解教育を考える

今年度は上記テーマで分科会を進めます。多文化共生や真の国際理解
・交流をめざした取組み、帰国者・外国人教育、子どもの権利条約をめぐ
る問題について幅広く交流・意見交換をしたいと思いますので、ぜひご参加
ください。
1、日 時 2005年11月26日(土)午前10時~午後5時
(9時45分受付)
2、会 場 江戸川区立平井小学校(江戸川区平井6−35−1)
       〈JR総武線・平井駅北口より徒歩8分〉
3、内 容 〈レポートと討論〉
   ~午前の部(午前10時~12時15分)~
テーマ1、多文化共生と国際理解教育
 中西久恵さん(CCS/世界の子どもと手をつなぐ学生の会・代表)         
外国から来た子どもへ日本語や教科学習・メンタル面等のサポ
ートを都内6カ所の学習教室を拠点に行っているCCSの取り組
みと目標、この活動に参加した思いなどについて話します。
    吉川紀子さん(中国帰国者二世、「日中之橋」メンバー)
   中国残留孤児の国家賠償裁判への支援(通訳・翻訳等)を通
じ、今年「日中之橋」(「中国帰国者二三世」の会)が誕生しま し
た。この間の取り組みや「日中之橋」の目標・夢について話します。
  ~午後の部(1時15分~5時)~
  テーマ2、子どもの権利条約
川村麻衣子さん(和光大学・学生) 
昨年、子どもの声を国連に届ける会のメンバーとして国連の子ども
の権利委員会に出席し、意見表明を行いました。その時の様子や
この間の取り組みこの活動に参加した思いなどについて話します。
山本賢司さん(NPO法人「育て上げネット」事業統括部長)
  立川市にあるNPO法人「育て上げ」ネットは、いわゆる「ニート」等、
社会に踏み出せない若者のための就労、その基礎訓練のための
支援システム「若年者就労基礎訓練プログラムを開始しました。
その活動内容や視点・役割などについて話します。
  テーマ3、帰国者・外国人教育
藤田京子さん(墨田・外国人生徒学習の会FSC・代表)
  墨田区において外国人生徒学習の会の取り組みを始めた動機や
中学校日本語学級開設に向けた取り組み、外国人や中国帰国
者の子どもたちの現状などについて話します。
全体討論 
4、参加費  無料です。教職員、ボランティア、外国人や一般市民の方など、
どなたでも参加できます。多くの方の参加をお待ちしています。
5、連絡先 世話人  関本保孝(職)三宿中夜3424−5255
   大谷猛夫(職)東島根中3884−1331    
      共同研究者 斎藤里美(東洋大学) 江口千春(DCI事務局長)
               世取山洋介(新潟大学)