さまよえる天神さん

てくてく てくてく 風景と

角田山 カタクリは 2015.0327

2015-03-27 | 山・ハイキング

 3月27日(金) 晴れ
 桜尾根から灯台コースへ。
 去年より10日も早いのですが、角田山のカタクリや雪割草はどうなってるでしょうか。
 風の便りいやネットの便りでは、そろそろ咲きはじめているような。

 巻潟東インターで下りて角田浜へと。家を出るときは予報に反して雲に蔽われていましたが、
新潟に入る頃には空は晴れ渡ってます。

 10時頃に角田浜の駐車場に到着。150台くらいは止まっているでしょうか。

 ここにくるとこれはかかせません!意味は不明ですが。

 新花の百名山

 桜尾根の登山口は渋滞中です。(私有地なので色々注意して)

 階段の登山道を少し上ると、オオミスミソウ。やはり白がいいですね。

 中腹からはカタクリも。けっこう咲いてます。

 オオミスミソウ

 なかなかうまく写りません。

 こっちを向いて

 ショウジョウバカマ

 キクバオウレン

 写真をとりとり、越しつ越されつしている内に、あっという間に灯台コースなどとの合流地点

 そして山頂

 平日というのにあちらにもこちらにも、人、人、人

 観音堂、新潟平野が広がってます。遠くの山並みは霞んでいますが、空は青く。

 さて、帰りますか、水を一口含んで。

 灯台コースを下ります。

 キクザキイチゲも

 いやあ、海が青い。

 こちらのカタクリはもう2~3日もすれば最盛期かな。

 白い角田岬灯台を目指して

 慎重にそしてひたすらに

 ツバキの花が現れると、もうすぐ灯台ですね。

 ただただ

 そして、ゼロメートル

 10時過ぎに登りはじめ約3時間ほど、昼食はとらず水を少し飲み、午後1時には角田浜まで
戻りました。
 やはり、海へ向かって下る灯台コースはなんともいえません。カタクリは、まだ去年ほどでは
なかったのですが、天気が続けばだいたいあと1週間くらいはいい時期なんでしょうか。
 晴れた日は灯台コース、でも今日も風はつよかったなあ、少し冷たい風が。
 
       「あっ、佐渡は見ないでしまったなあ、また」
 

  角田山2014 カタクリの道へ

 ※しかしこのような花で人気の山では、必ずといっていいほど、コース外でズカズカ写真を撮っ
 てる人が、・・・・それほどまでして撮られた写真とは?やはり、どうしてもという人は最初からコ
 ースのない藪山や栽培地で撮ったらいいのでは。(花、花、花でテンションアップはわかりますが)
 ※角田浜には大駐車場と水洗トイレがあります。山頂付近には確認してませんがバイオトイレ
 があります。


この方も

2015-03-26 | 鳥海山麓

 3月25日(水)曇り時々雪
 小雪が舞うような天気ですが、たまに日が射して

 樹木の足元の空間もしだいに大きくなっているようです。

 もう堰の水は勢いよく流れ始めています。

 少し積もった新雪の上でこの方も少し苦労してるみたいですね。(まあ、このぐらいはへっちゃらか!)


詩人の風景 吉野弘 1

2015-03-25 | 日記・エッセイ・コラム

 山雑誌が見たくて、本屋で偶然手にした

 『ユリイカ 吉野弘の世界』、予定外の買い物です。
 吉野弘は、酒田市出身で昨年1月に87歳で亡くなりました。

 吉野弘の出身高酒田商業も統廃合となり

 誰もいない校舎で、時計だけが現在を刻んでいます。

 『伝道』という詩は、宗教の勧誘をする若い娘が訪れたときの詩です。

      「 ここは重い鉄の扉ばかりの団地だ

        君は、どの扉へも

        神をしのびこませることができなかったろう

        《中略》 
 
        娘さん、私は神が必要なのに

        私は言った

        買っても読まないでしょうと          」(吉野弘伝道より一部引用)

 吉野の詩は、戦後派の幾人かの詩人たちと同様に、その時代の良き部分を表しています。それは、経
済成長と平和の中で育まれ、幻想のように社会をぼんやりと覆っている秩序を構成するものかもしれま
せんが、大切な気がします。娘さんの背景にある状況を抱合しつつ、しかし、「買っても読まないでしょうと」。
詩人の普通の市民社会への共感の眼差しは、差別とかヘイトに何かしら分があるように公然と語られる
世相とは対極にあるものです、吉野弘なき今も。

 (わたしにも神は必要かもしれない?でも同情で買ったとしても読まないだろう。「世の中を、人をまっす
ぐ見つめる」娘さん、それがわたしのあなたへの最低限の礼儀だ、ただ扉を叩くだけの君への。でもわた
しは決して君の方へは行かないだろう)
 吉野弘に代って勝手ながら呟いてみます。


                                     2012.4.28
 新井田川の土手、吉野の過ごした頃、桜並木はあったんでしょうか。

 『吉野弘詩集』、持ってたと思ったがどこを探しても見つからん、さてさて。酒田に文学碑はたくさんある
が、吉野弘の文学碑も建ててくれよ酒田市民ではないけど、という気持ちです。


あがりこ大王と「イカ大王」

2015-03-23 | 日記・エッセイ・コラム

 中島台のあがりこ大王と荒倉山の「イカ大王」


 あがりこ 2013.5.3

 「イカ大王」

 あがりこ 2013.4.20

 イカ大王 かなり複雑です。
 
 違いはと云うと、あがりこ大王がそれなりに有名なのに対して、「イカ大王」は「名前はまだない」状態で
あり無名の存在ということです。(それとも有名なのに私がしらないだけ?)
 まあ、荒倉山を歩いていて思ったことですが。

    中川イサトの 「あがりこ大王」 (演奏者は渡辺さん?) いい曲ですね