鳥海山五合目、山には登れないので竜ヶ原湿原を少し歩いてみます。
山頂には雲、湿原のリンドウは終わっていましたが、
登山道の入り口付近ではリンドウも咲いています。
七高山付近、ズームしてみると5、6人の人影
まだ紅葉には早い。
99代の首相だそうです。何はともあれ、県民にとってはめでたいことでもあります。まあ「枯れ木も山のにぎわい」とならないよう願うばかりですが・・・・。
「十数年も前に、ライオネル・ハンプトンの演奏でこの曲を聴いたとき、その透明な美しさを持つ旋律に私はすっかり魅せられたものだった。」
「光は充分にあっても肌を焦がすまでには至らない太陽、単なる巨大な照明は、まさしく《ミッドナイト・サン》の世界だった。」 丸山健二『ミッドナイト・サン』(小学館)
本とCD、どっちが先かは忘れてしまいましたが、ライオネル・ハンプトンではなく、ケニー・ドリュートリオ(ニールス・ペデルセンb)の『ヨーロッパの午後』というアルバムの中のこの曲は、丸山とはまったく別の意味で、進行していく静かな旋律の日々へと連れていってくれるかのようです。
「もちろん、ここには沈まない太陽はない」のですが。
この辺でも、萩の花が咲き始めています。
刈り残してくれたアケボノソウ、中島台森の入口付近にまだ咲いています。
こっちはなんの花でしょうか?
昨年はほとんど皆無だったブナの実、ことしはたくさんなっています。
オオウバユリの実
柵
2020-09-09 | 風物
酒田市街から少し離れた田んぼの中、
平安時代の出羽国府があったとされる城輪柵跡
昭和6年に発見され、平成の初めに一部再現されてます。
東門の向こうに鳥海山
こんな感じだったんですね。
古代史には何の興味もありませんが、ここから鳥海山を越え北へ向かう路のまぼろしが見える気がするのは、毎日のように続く夏の終わりの暑さのせいでしょうか。
村上春樹『1974年のピンボール』に登場してきた鼠、その後もなんどか出てきたように思うが、その後どうなったんだろう。
「おっ、きみは鼠」
岩木山神社の参道
こんなところにいたのか。