さまよえる天神さん

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記憶の欠片 マッチ箱

2021-10-03 | 日記・エッセイ・コラム

何十年も前から積み重なった単行本や文庫本、父母が残したものの整理を始めたのですが、なかなかこれが面倒な作業。あれこれかき回してる内に段ボールに入った空のマッチ箱がたくさん出てきました。昭和40年台くらいのものでしょうか。もう誰も集めることなどなくなったマッチ箱、レトロなデザインがなつかしいような・・・。





銀座にあったヴォルガというロシア料理店のマッチのようです。ネットで調べてみると、芝公園にあった同じ名前の店は出てきたのですが、同じ店なんでしょうか。とあれこれ検索しても銀座の店は出てきません。

とか云っているうちに、やはりマッチ箱収集家もいるみたいで、色違いの同じデザインで、芝公園の店のマッチ箱がヒットしました。なんだか東北の片田舎の人間の記憶の断片が一瞬浮かび上がったようで、少しほっとしたような・・・。もちろんもう誰も必要としない記憶のように、片田舎のごみ焼却場の中に消えていく運命でしょうが。



 



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