「夜明け前より瑠璃色な-Moonlight Cradle-」 ミア編①
※ネタバレがありますのでご注意下さい※
エステル編に続き、次はミア編に突入。
正味日数は１６日で、エステル編とは雲泥の差です。
しかし１日の長さは短いです。
テキスト数はそんなに大差無いのではないでしょうか。
ミア編も３回＋おまけシナリオに分けて書く予定です。
ちなみにゲームはおまけシナリオ共々終わっており、麻衣編をスタートさせたばかりです。
ミア編の特徴は…。
①舞台がトラットリア左門主体
②ミアと左門の師弟の触れ合い
③Ｈシーンが一度だけ
④ヒロインはエステルだけが登場しない
⑤しゃもじコントが更に進化ｗ
こんな感じでしょうか。
ＰＳ２版や前作ＰＣ版との目立った差異はありません。
ただ、フィーナへの呼び方が全く違ってましたね。
★ミア編 日程レビュー★
『9月11日（月）』
月王国に仕える者の証である赤い腕章。
ミアが地球に残った事は即ち、姫付きのメイドでなくなった。
腕章をフィーナに返そう…。
屋根裏部屋で１人、ミアは腕章を外す。
『9月12日（火）』
仁「あらほらさっさー♪」
今日のトラットリア左門もとても賑やか。
フィーナから地球に残りなさいと言われて３週間、朝霧家の家事をこなしつつフルタイムで左門のバイト。
ミアはこんな毎日が続いていた。
しかし達哉はバイトに勤しむミアに違和感を感じていた。
ミアのため息、そして何かが物足りない。
ミアの恋人となった達哉は、彼女の変化に敏感になっていた。
そしてクローズ時間。
さやかと麻衣はミアをはやく解放（あがらせる）してと煽る。
プロなんですもん。
ミアちゃんなしでは生きていけないよ～とさやかと麻衣は、ミアのプロ級な家事の上手さに頭が上がらず、つい頼ってしまっていた。
人の役に立つ事で喜びを感じるのがミア。
なぜため息を？
夜、達哉の部屋に訪れるミア。
ため息については仁にも心配されていた。
喧嘩でもしているのか？と仁はミアにある事を促す。
「ごしゅじんさま」
姫付きのメイドが急に普通の人になったからため息を漏らしたのでは？
そんなミアの悩み聞いての仁のアドバイスだが、これは完全な仁の確信犯ｗ
確かにミアはメイド。
ご主人様と口にするのはあまりにもマッチしている。
このぞわぞわは…。
達哉はミアにそう呼ばれる事に密かに快感を覚えたらしい。
そこは達哉、本音を押し殺してミアは対等のパートナーだと諭す。
そして悩みがあったら最初に頼って欲しいと、恋人としてミアを優しく包み込むのだった。
『9月13日（水）』※ミアのサイドビューのみ
カレンが左門を訪れる。
仁の囁きも強かにスルーする所はさすがさやかの親友といった所か。
カレンはミアが地球に残る事に様々な手続きをとってくれた。
ミアはカレンにお礼を告げる。
カレンはミアの近況を知るや、まるで達哉の嫁に収まって終わってしまったようだと言う。
まだ若いのだから色んな選択肢を考えても良いのではと諭す。
やりたいこと…。
ミアはそれが何かを考えるようになる。
『9月14日（木）』
雨に降られた達哉。
ミアがさっそく傘を持って迎えに来てくれた。
せっかくミアが迎えに来てくれたんだ…。
これならミアと堂々とくっついて歩く事が出来る。
空気を呼んだ達哉はミアと相合い傘をする。
まだ雨が目新しいミアは恋人同士でやる相合い傘を初めて知った。
こうして歩いているとホッとする達哉。
一緒に歩きながらミアと進路について話す。
人は色々な夢に向かって進んでいる事を知るミア。
同い年の地球人の子達はみな勉強をし夢に向かっている…。
メイドを辞めてしまった自分はこのままで良いのかとミアは思いつめる。
達哉が感じた先日からの違和感は、ミアが月王国の腕章を外した事によるもの。
自分の為にミアは地球に残ってくれた。
だから悩んで欲しくない。
要職にあった月人がいきなり地球の一般生活を始めれば悩むのも当然…。
『フィーナのメイドじゃなくなったミア』に達哉がしてあげられる事。
それはミアがやれる事を一緒に探す事。
『9月15日（金）』
達哉はミアに勉強してみないかと、専門学校や通信教育のパンフをたくさん貰って来る。
それを見たミアは屋根裏部屋にこもってしまった。
お茶の時間になってさえ姿を見せない。
かえって迷わせてしまったのかと、達哉はリビングでそわそわ。
そんな達哉に喧嘩でもしたのかとさやか。
喧嘩した訳じゃないのなら早くミアの所に言ってやれと、達哉はさやかと麻衣にリビングから追い出される。
屋根裏部屋に向かう達哉。
部屋に入るとミアがビックリしている。
パンフをチェックしていて時間を忘れていただけのようだ。
色々あって目移りしてしまうとミアは嬉しそう話す。
達哉がしてあげた事にミアは喜んでくれている。
恋人として、これほど嬉しいものは無い。
『9月16日（土）』
左門でのランチとディナーの間を使って作戦会議。
ミアの進みたい道を一緒に考える。
やはり今の特技を生かして料理の道へ進みたい。
ミアの気持ちは固まった。
勉強を始めてもバイトは減らさないと言うミア。
それは実地（バイト）で学べる事も多いからだという。
それを見た左門は偉いとミアを褒める。
普段は口を出さず肝心な時に口を開くという、鷹見沢家と朝霧家を取り持つ重鎮が口を開いた意味は大きい。
そして料理だけでなく栄養学も面白そうだと、ミアの学習意欲は増すばかり。
この２つの学習タッグはまさに「鬼に金棒」。
達哉も麻衣も何故か同じたとえ方をしてしまう。
本当に金棒を担いだら向かうところ敵無しだろう。
夕方、さやかはミアに学べるときは学びなさいとミアの学習意欲を大歓迎。
通うのは週１で授業料は左門でのバイトの給料でまかなうつもりだと。
そんなミアに不憫さを抱いてしまうさやかと麻衣。
家事をやって貰っているのだからそれ位は出すわよとさやかは思っていた筈。
しかしその方が勉強に身が入るからとミア。
さやかはこれ以上何も言わず、偉いわねと褒め称えた。
大変だけど頑張ろうとするミア。
心打たれた朝霧家は家事を分担してサポートしようと提案。
ミアちゃんサポーターになるからねと麻衣は笑顔で支える事を誓うのだった。
「夜明け前より瑠璃色な-Moonlight Cradle-」 ミア編 続く
「感想」
エステル編は最初だったので力が入りすぎでしたｗ
書いて行く内にスタイルが固まって行くかとは思います。
ミアの「ご主人様」という呼び方が可愛かったですねｗ
そして傘を持つ立ち絵ＣＧが見映え良かったです。
もしかしたらミアの立ち絵は端から傘を持たせる予定で作られたのかも？
今回は９月度で切りました。
人の言う事を信じちゃうミアがお笑いシーン（ご主人様ｗ）として出ましたが、これからが本番です。
Ｈシーンが１回だけなので、おまけシナリオで別のが見られそうな予感です。
文章の書き方ですが、その時の気分で急にかしこまったりと雰囲気が変ってしまいます。
アニメ記事みたく統一性を持たせればと思いますが、お笑いシーンや萌えシーンがあまりにドツボだった時は急に壊れてしまうかもしれないので、その際はご容赦下さいｗ
