
CLANNAD-クラナド- 第1話 「桜舞い散る坂道で」
原作の事をよく見ておけば良かった・・・。
とアニメ1話を見終わって感じた気持ちがこれでした。
購読しているGsマガジンでは随分前から採り上げられていた作品でしたが、そんなに注目はしていませんでした。
やはりアニメの力というのは凄まじいものだとつくづく思いました。
KANONで実績のある京アニだからというのもありますが、次回がとても楽しみな作品になりました。
1話という事で主人公とメインとなるヒロイン達の登場。
登場はまだ全員ではありませんが、キャラの紹介されている特徴を全面に押し出していたようです。
それにOPで各ヒロイン名を紹介したりするのは視聴者にとっても親切な構成です。
ここでちょっとしたプレビューみたいなものを。

主人公とメインヒロインとの出会い、そして関わり合い。
出会いとはほんの些細なきっかけからが多く、漫画で描かれるような劇的な出会いなぞ、そうそう無いものだろう。
岡崎朋也と古河渚の出会いもそんな些細なきっかけだった。
「この学校は好きですか?」
遅刻確定の朋也が登校中に見かけた、まるで夢遊病みたいに誰もいない空間に話しかけている、同じ学校の制服を着た少女。
今考えればそれは彼女のやりたい演劇の一環で、独り芝居だった事が判る。
渚は特段に変わった少女でもなかったのだが、朋也には渚が風変わりの少女に見えたのか、思いつめた(演技の)台詞に思わず答えてしまった。
渚と出会ってからというものの、朋也と渚は自然と引き寄せあうように校内のあちこちで出会う。
病気療養で1年留年してしまった・・・。
演劇がやりたいけど体力の自身が無い・・・。
今となってはその演劇部も休部・・・。
やりたい事があっても止む無き事情でやれない少女。
やりたい事が無く、ただ毎日を無駄に過ごす少年。
この2人はあまりにも対照的。
そして家庭環境も対照的だった。
渚と朋也、その出会いと触れ合いは互いの足りない部分を補って行き、そしていつの間にか互いを必要としている間柄になって行くのだろう。
渚は何としても演劇部を復活させたい。
そんな渚と朋也の日常はどう変わって行くのだろうか。

主人公と渚をとりまくヒロイン達。
そのヒロイン達と演劇は関わりがあるのか?
渚は演劇をやりたがっている。
朋也は渚の夢に力を貸そうとするが、そこからが大きな壁だろう。
人物像からどう関わって行くのかを考察してみる。
「藤林椋」

朋也のクラスメイトでクラス委員長。
非常に大人しく占い好きだが的中率は低い。
しかし渚との出会い方を見事に当てた。
現時点では朋也と椋の間には友人のような関係は無いらしいが、椋は朋也に何かと気を配るようだ。
委員長としてより、朋也を気になる存在として見ている可能性も。
朋也から演劇部等の相談話を持ちかけられたら、まず受けるだろう。
「藤林杏」

椋の双子の姉でクラスは隣。
妹の椋を朋也と春原から守ると言う、妹思いな勝気娘。
現時点では杏は朋也の事を椋をいじめるヤツとして敵視している。
しかし朋也が椋への態度を改めれば杏も態度が変わって来る事だろう。
杏を動かすキーは椋の存在。
「坂上智代」



“街に迷惑をかける頭の悪い人達”を次々と退治して行くという、つまり男数人相手でもケンカが滅法強い人物。
格闘を習っているのかは謎。
現時点で校内の規律を乱すという名目で不良扱いにまでされている朋也と春原。
春原が勝負を持ちかけて以降、完全に智代から敵視されてしまっている。
2年生にも関わらず、3年の朋也を目下扱いしている。
彼女の(演劇部への)協力をあおるとしたら、直向さを見せる事。
正義感が非常に強い者は直向な者(頑張る者)にエールを送りたくなるもの。
「伊吹風子」
未登場につき設定だけで考察。
“削った星型の木片を生徒に渡して歩いている風変わりな女の子”
という所から裏方作業に適任か。
少し子供っぽい性格から推測すれば、エサをチラつかせて上手く誘導すれば・・・。
「一ノ瀬ことみ」
“いつも図書室にいる3年生”
“学年トップの秀才だが授業に出ず不思議な行動をとることがある”
とあり、登場してみないと予想がつかない。
演劇部に加わるかを仮定して述べてみたが、問題はある。
まず進学校の3年生となると、部活は早々に引退しなければならなくなり、部活どころではない筈。
文化祭発表限りとなれば話は変わるが、今後の話の展開は1話を見ただけでは予想が全くつかない。
ただ渚が演劇部を復活させたいとなると、集める人数=登場人物しか考えられないのでヒロイン達に白羽の矢が立つしかない。
と考え付く限り書いてみました。
制作集団名が「光坂高校演劇部」となっていたので、作品の最大のテーマは演劇でしょう。
キャラについて思った事。
作画面については京アニなので懸念は少ないと思います。
ヒロイン達もきちんと描かれていると思うので「萌え」が素直に伝わっても来ます。
まだ登場していないヒロインもいるので楽しみですね。
朋也の悪友である春原の声が阪口大助さんですが、ツッコミ方が銀魂の新八そっくり!?
1話限りですが、キタコレなヒロインベスト3は以下のようになりました。
①藤村杏

ちょっとしか出てませんでしたが、カワイイ!キタコレ!萌えた!
と言いたくなります。
勝気な部分から、ツンデレ要素もありそうなお姉ちゃんキャラです。
髪型もすごくイイ。
朋也のタイを掴んだ所はハルヒを彷彿させてくれます。
これぞ京アニクオリティという所か。
②古河早苗



渚じゃなくて、母親の早苗さんです。
あの斬新過ぎる新作パン。
早苗さんがお願いしたら買いますとも!
あの天然さはカワイイの一言。
最近の母親キャラはカワイイ人ばかりなので嬉しいです。
どことなく作画面に朝比奈みくるの雰囲気もあり?
③藤村椋
凄くおにゃのこらしいという所から。
もしかしたらごく普通(健全)で女の子らしい女の子キャラは椋だけなのかもしれませんね。
正直智代も渚も挙げたかったのですが・・・。
順位はその回毎に変わるでしょう。
一ノ瀬ことみが楽しみですね。
スタイルが一番良さそうだし(智代より?)、髪型も一部ツインテのようにお下げにさせた髪留めもイイし、声が能登さんだし。(笑
何だかんだで見て「当たり」を引いた作品でした。
この記事、継続できるかは未定ですが、根詰めた書き方をしなければ書けるかと思います。