yoyo独り言

日常の思いつくままを、
心の整理場所として・・

セネガル便り-337-

2012年04月05日 | セネガル便り
多分豊かになっての想像の中に、
家に子供用の部屋が有って、子供用の勉強机が有って、ということでしょう。
それは都会の裕福な家庭での話と言うか、私見た事有りません。
有るのだとは思いますが、この村では未だに 4M×4M の一部屋に
一家6~7人が懐中電灯かローソクの灯で暮らしているのがほとんどです。
例えこの村で使い古しの文具が必要とされなくなっても
まだまだ近辺の村で必要としている所がいっ~~~ぱい有るのです。
ただ私としてもそこまで手掛けていないのは、その施設(学校)の指導者の
心掛け(心構え) が揺るぎない責任感のある人でないと、
子供の事です。
私の見ていない所で、その届いた文具がただの子供の遊び道具に
なってしまう恐れが有るからなのです。
私達はまずその指導者を(先生)育てなければならないのです。
配布にしても、ただ配るのではなく、
運動会の参加賞にしたり、
村の公共の場の掃除の代償にしたりするのは
受け取る子供達に苦労して手に入れ、
物の大切さを学んでもらう為のものです。
指導者を育てると言っても、その指導者も私をも見ているのです。
その姿勢を崩すと言う事は
届いた文具の価値を下げる事にもなってしまうと思っています。
もっと詳しく言えば、例え子供達が文具を遊び道具にしても
その指導者はそれを注意しなくなってしまいます・・・。
そういう戦いを現場ではしているのです。
どうかあまり先を考えずに ナンク・ナンク
この村に新幹線でも開通したら
又、考えましょう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿