yoyo独り言

日常の思いつくままを、
心の整理場所として・・

セネガル便り-78-

2008年08月16日 | セネガル便り
☆ ある日の出来事
 台所です。水はバケツで運びます。
我が家建設にあたり、設計図はちょっと紙に書いただけです。(10CM四方のメモ用紙) {え~それでいいのか?} 陽気なセネガル人曰く「問題はない。」{そっちになくてもここに住むのは俺だ!} 本当にどんな家になるのか見当がつきませんでした。  彼達は経験と勘で仕事をしています。それは職人達も学校で学んだのではなく、小さい頃から職人に付いて見て体で覚えたものなのです。
首都ダカールにはパソコンを使っている建築士は居ますが、田舎にはそんな人呼べません。よって仕上がりが、角(部屋)隅ですが90度ではないのです。トイレも菱形、窓の取り付けもガタガタ、日本では考えられない作りです。平面のはずの部屋もビー玉を置けばどっちかに転がるでしょう。どうもこの国の人達は真直ぐや直線は苦手なようです。斜めや曲線等が得意なようで、トイレ、風呂場等の水捌けは上手に作っています。多分日本なら・・・いや、ここはアフリカ・セネガル、考えるより楽しもう。  雨、風さえしのげればと無理やり納得です。