訪問看護ステーションジョジョ(株式会社THS&EK)のご案内

ジョジョは医療ニーズの高い人の訪問看護、療養通所(デイ)老人ホームをしています

認知症に頓用薬:ナーシングホーム実績5

2015-04-03 22:26:37 | 有料老人ホーム
拘束と同じじゃないかなあ

体こそ縛らないけれど
頓用薬は自由を奪いますよね。

ナーシングホームでは、まだ誰も頓用薬は使っていません
大きな声を出される事もありますが
時々夜間、叫ばれる事があっても
自由にしています

私が当直しないからって思われるでしょうけど
今、人手が足りなくて
私は週に3回当直しています。(4月までですけど)
昼は訪問看護もしています。土日も仕事しています。
でも頓用薬や睡眠薬は使っていません。

自分が認知症になった時
縛られたくないし(拘束帯も頓用薬も)

高齢の母が認知じゃないですよ。喘息で入院した時
拘束帯で拘束されました。不穏になりましたね。そしたら頓用薬です。

家でだって注射出来るんです。
あんな拘束されるんなら
入院なんてしなくて良いと思いました。

面会に言った時、涙で潤んだ目で私を見ました。
「死ぬのに不足の年じゃない。家に帰ろう」って母に言いました。

今はとっても元気(歩けない)になってディに行っています。

だから出来る限り使いたくありません。
拘束は例え薬でも嫌ですね。

お客様も
今迄は起きるのが嫌と言っていたのに
最近「起こして」と車いすに移譲するようになりました。
拘縮し全く自分では立てないのですが
やる気が出て来ました。
数分ですが玄関などに出て
訪問看護師に笑顔で「お帰り」「言ってらっしゃい」と言っておられます。

夜叫んでいても良いお顔になる事もありますから
私は出来るだけ頓用薬は使いたくないと思っています。