母ちゃん、言いたいことと発する言葉が相反する事が多くなりました。
母『これ（車椅子）あっちに片付けろ
』
私『トイレに行かないの
』
母『まだいい』
私『ほんじゃそっちに置くね
』
母『なんで持ってくトイレに行くってば
』
私『・・・（怒）・・・あっそ、ほんじゃぁ行こうか
』
母『どこに？』
私『トイレ
』
母『まだいい
』
・・・堂々巡り・・・
数分後・・・
母『トイレに連れてって』
私『はいよぉ』
母『・・・（黙って車椅子に乗ろうとにじりより）・・・乗せてちょうだい』
私『・・・（ズボンを掴んで）・・・軽くなったねえ・・・（重いけど）・・・』
こうして、トイレタイムは数十分にも及ぶのです
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あまのじゃく発言も多くなりましたが、ジョッパリ度数はばあちゃんの比ではありません。
ばあちゃんを１００とすれば、母ちゃんは１２０ってところでしょうか・・・
あれだけてこずったばあちゃんですら、カワユク感じられるこのごろです・・・。
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今日の母ちゃん、見た目は普通の精神状態に見えます。
他人様から見ると、『認知症』とは思わないかと・・・
発音もしっかりしてるし、ちゃんと受け答えするし。
でも家族から見ると、やはり言っている『内容』がメチャクチャです。
早いとこ介護認定の審査を受けさせたいです。
・・・とうとう自分の誕生日を忘れたようです・・・
以前にもブロガーの方に同じようなことを言われたことがありました。
母ちゃんで３人目の連続介護になるのですが、ここまで介護にどっぷり浸かると、本音がどこにあるのかも分らないくらい麻痺してしまいます。
あくまでも『日記』なので、この日にあった出来事を忠実に書いていこうと思っています。鬱憤晴らしは皆さんから見えないところでしっかり行ってますから、大丈夫ですよ。
家族の介護を始めて１６年が過ぎました。ばあちゃんと父ちゃんを一緒に介護してきた母ちゃんを、今度は私一人で介護しなければならないのは、やっぱり寂しいし悲しいです。
ばあちゃんが初めて介護認定を受けたとき、やはり他人様から見て『まとも』の認定を受けましたっけ・・・。そのときが『要支援』（当時は要支援は１・２と分かれていませんでした）。その認定でディサービスに通い出したのですが、施設側からクレームが出て介護認定のやり直しになりました。要介護２の介護保険証をいただきました。
今では要介護４です。
母ちゃんも初めての認定が要支援２でした。同じようなことになるのではと思っています。
あ・・・じょっぱりは感染するんですよぉぉぉ。じいちゃんからばあちゃん、ばあちゃんから母ちゃん、そしておらっちもかぁ・・・
そういえば父ちゃんはじょっぱらなかったなぁ・・・
これを無理に押さえ込むと、その反動で思春期の反抗の波が強くなるそうです。
ボケるのに反比例して感受性は強くなるそうですから、酔っているのに必死で酔ってないそぶりをするようなよそ行きモードではなく、心許し酔っている素のままぶっつけるペースとリズムに、しょうがないねーとばかり前向きにシンクロしていくしかないのでしょう。
根気のいる長期戦に向き合うのには頭が下がりますが、その現実を受け容れると気が滅入るので、感情を抑えて客観的に冷静にブログを書いてバランスとっているのを、お母さんは敏感に感じ取っているのかも知れません。
週に１回ぐらいは、洗面器に顔をつけて言いたいことを吐き出すがごとく、介護の愚痴や泣きを書いてバランスをとってみる（自分の感じたままを書く）ことをおすすめします。
読者として、共有するも同情せずコメントせずの精神を持って、ただただ見守っていきますので。
他人様の目から見て、認知症の状態に見えないということで、認定が厳しくなるということもありえるのではないでしょうか？
そういうときに限って、まともな受け答えをするんで、認定が受けられないって人の話を聞いたことがあるので、ちょっと心配です。
ばあちゃんに続いて、母ちゃんもじょっぱりかぁ。
もしやそのじょっぱりはビバさんにも・・・？