母ちゃんの入院37日目です。
今日も早よからお仕事開始です。
足りない資料の分は後回しにして、サクサクと入力中~
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いつものように、お昼休みは母ちゃんの様子を見に出掛けます。
口腔ケアを嫌がっていた母ちゃんですが、オイラの顔を見た途端に口を大きく開けてくれました
そんなに怖いかなあ~
・・・オイラって
優しい看護士さんに吸引してもらって、スッキリしたところで流動食が始まりました。
しばらくして別の看護士さんが、何か紙片をもって現れました。
どうやら『七夕の短冊』のようです。
自力で願い事が書けない人の所を回って歩いているようです。
母ちゃんの向かいのベッドのおばあちゃんは、『生きているうちに3人目の曾孫の顔が見たい』と書いてもらっていました
さて、次は母ちゃんの番です。
言葉を発することが出来ない母ちゃんの代わりに、オイラがいくつか候補を出してみました。
『はやく、しゃべれるようになりますように』かな
『病気が治りますように』がいいか~
『さっさと娘が嫁に行きますように』だな
すると、能面のようだった母ちゃんの目元が、微かに笑ったんです
看護士さんは大爆笑
『3番目の願い事を書きましょうか』
病室がとっても盛り上がった瞬間でした
短冊の文句はあとでオイラが書くことにして、何か考えなきゃねぇ~
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今日もなぜか流動食が下りるのが遅いので、最後まで見ずに帰宅することにしました。
帰る前に日課のロッカー確認です。
テープタイプのオムツが、あと2枚しかありません
転院まであと4日なのに、その4日のためにオムツを買わねばなりません。
転院先では病院からの支給品を使うことになっているので、なるべく在庫は残したくなかったのですが・・・
転院後しばらくは、在庫品を使ってもらうようにお願いしなきゃね~
『んだば母ちゃん、また明日ね~』
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帰宅後、さっそくお仕事の続きを始めます。
足りない資料はFAXで届いていたので、すぐに取り掛かることが出来ます。
が、問題はこのお方
くわぁ~
でっけークチ
お手手もパー
ずっと資料の上に陣取るシィ君なのであります
『あのね~、見えないってばぁ~』
ジロリ・・・ニャニか言ったかニャ
・・・す、スミマセ~ン
『にぃに~、こっちおいでニャ~』
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シィ君の妨害をかいくぐり、今日の分のノルマ達成です
今夜は残業無しで、テレビでも楽しみましょう~