ビバのよもやま日記

長い介護生活から解放されて、猫と酒におぼれる毎日を綴る日記です。

新年早々、バトル再燃!

2010-01-01 21:29:53 | 自宅介護

あけました

おめでとうございます

今年もこの『しょーもない介護ブログ』を

よろしくお願いします

Pc220011

のチィさんもごひいきにー

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新年は大量の雪かきからのスタートになりました。

かいてもかいても、新雪がどんどん降ってくる最悪の事態です

どうにか車を発掘して、スロープの雪もどけたのですが、いくらやってもきりが無い

ホワイトアウトの道を、母ちゃんが入院する病院へ『のろのろ』と急ぎます

『うー・・・前が見えないぃ』

病院に到着出来たのは、丁度お昼御飯の時間でした。

御飯の介助をしていると、落ち着きの無い母ちゃんは何度もトイレに行きたがります。

車椅子用の多目的トイレに連れて行くのですが、用を足したばかりなのにすぐにトイレに行きたがる・・・その度に『抑制ベルト』を付けたり外したりしなければなりません。

これじゃぁ看護士さんも頭にくるわけだ

食事が終わって落ち着いた母ちゃんはベッドに横になったので、オイラはそろそろ帰ろうか・・・と思っていると、『例の』看護士さんが退院の説明に来ました。

『明日の朝血液検査をして、10時頃に結果が出ます。その後医師が判断しますので、電話で確認してください』

『お医者さんの診断はいつごろ出るんですか』

『さぁ、わかりません』

『はあ

『たぶん午前中には結果が分かります』

『たぶん・・・ですか

・・・この看護士、ちょっとおかしいんじゃないか・・・と思ったおいらは、少し年配の看護士さんに聞いてみました。

すると今度は看護士二人で現れて、若い看護士のほうが高飛車な態度に出たんです

『説明した通り、電話をくれれば結果をお知らせしますので、明日昼前に電話下さい

『ちょっと待って、結果がいつになるか分からないんですよね。結果が出たらその時点で私に電話を下さるほうが手っ取り早いですよね

『患者さんのお宅には電話をしないことになっています

『先日電話をくれたのは、あなたじゃありませんか

『・・・』

『それに、お願いしたテレビも設置してくれてないし、一度もお医者さんに会わせてくれないし・・・昨日だってあなたが言った通り、お医者さんに会える時間に来ていたのに、会うことすら出来なかったじゃないですか

『・・・ここは急性期の病棟ですから、医師も忙しく・・・』

『昨日ナースステーションにいらっしゃったのはお医者さんじゃないんですか

『・・・それにここは急性期の病棟ですから、介護はしないんです』

『認知症で急性期の人はいっぱい来てるでしょう、ここの病室はみんなそうじゃないですか。そちらのご婦人の介護は出来ても、うちの母の介護は出来ないっていうんですか』

そこに年配の看護士さんが仲介に入ってくれたので、一時休戦。

しばらくして再び二人で現れ、検査結果は病院側から電話で知らせてもらえることになりました。

ここで若い方の看護士がとんでもないことを言い出したんです。

『患者さんはあなたのお母さんだけじゃないんです、あなたのお母さんだけにかまっている暇は無いんです、家族が付き添いに付くのは当然でしょう

年配の看護士さんが制止にはいりましたが、オイラの堪忍袋の緒は完全に切れました

『付き添い不要の看護体制ていうのは嘘っぱちか、患者と権利と意思を尊重するって言うのは幻か・・・この病院の基本理念って、いったいなんなんだ・・・あなた、この病院の看護理念を読んでるの

『読んでますよ

『だったら言ってみなさい

『・・・』

その後、年配の看護士さんと少し話をしました。

『私、21年前にも同じことを言ったんですよ、やはり今回のように医師に会わせてもらえず、診断書も書いてもらえず、しかも誤診、挙句の果てにカルテの紛失・・・非常に悔しい思いをしたんです。でも救急時にはここにお世話になるしかないんです。今回は治療方針の変更をお医者さんから直接聞きたいって言ってたのに・・・』

『そうですよね、お医者さんに会えないのは不安ですよね、退院前に医師に会えるようにします。明日の電話を待っててください。』

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帰り際、ナースステーションでは『例の看護士』が年配の看護士さんからお小言を言われているのを目撃・・・

・・・ちょっと言い過ぎたかな・・・

でもね、この病院のホームページを見ると、すばらしい看護理念が書いてあるんですよ。

それがまったく生かされていない現場ってどうよ

お医者さんたちが忙しすぎてタイヘンっていうけど、仕事の環境が悪いだけじゃん

環境を整えるだけで、もっと良い病院になるのに・・・

この病院、病棟事務が居ないんです。ドクターズクラークも居ないので、診断書は直接医師にお願いしなければならないんです。

今時考えられないような古典的病院・・・。

それでもここは中核病院・・・。

我々患者は泣き寝入りするしかないのでしょうかねぇ

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夕方にはばあちゃんのいる病院へ・・・

ここも大きな病院ではあるけれど、介護が中心の病院・・・

救急病院のように殺伐としていません。

働き者の明るい職員が沢山います。

ここにくると、ホッとするんですよねぇ・・・

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今日のばあちゃん。

コーヒー味の栄養補助食品を握り締め、一生懸命飲んでいます。

・・・カワイイ・・・

でも、一生懸命の割には減りが少ない・・・

なかなか栄養摂取にはなりませんなぁ・・・

外は猛吹雪。

小止みになるのを待っていたら、暗くなってきちゃいました。

ばあちゃんに『また明日ぁ』・・・

ばあちゃんは『んだな、またあしたぁ』・・・

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家に帰ると駐車場が消滅していました

また一から除雪です・・・

・・・あーぁ、疲れたぁ