先日製作したフロントガラスの曇り対策の蓋(?)ですが、炎天下に駐車しておくと熱気で革シートが捲れてしまいました。
原因は、ラバーシートとフェルトを接合した本体の上に革シートを貼った為、ラバー部分は密着して貼れていますが、フェルト部分は接着力が弱く折り目の部分の革シートが熱気で元の形に戻ろうとして剥がれた様です。
製作している段階で、この部分は不安がありました。
そこで改良版を製作する事に・・・・
今回は、全体のフォルムをラウンドさせて、吹き出し口パネルの形状に近い物を製作する事にしました。
今回の製作の要点
1:3mm厚のラバーシートと2mm厚のフェルト・シート(粘着シート付)を使用。
2:吹き出し口パネルから型を取り、パネルの形状に近づける。
3:革シートをラバーのみに貼り、折り返し部分はフェルトで押さえて隠す。
4:ズレ防止のビスの位置の最適化と更なるズレ防止。
製作開始
吹き出し口パネルにペーパーを当て型を採取。
ズレ防止のビス位置の最適化の為、型紙にビスを装着し最適位置の確認を行う。
フェルト生地を貼った事で、滑りやすくなりビスの位置が最適位置にないと、コーナリング時にズレて動きます。
ビスの最適位置が決定したら、ラバーシートを型紙どおりカット。
カットしたラバーシートにビスを取り付け、反対側にナットで固定(この段階では仮留め)する。
フェルト・シートにビス穴を開けます。(方眼シートはフェルト・シートの粘着部分の剥離紙)
ラバーシートに革シートを貼ります。
周囲を約1cm余らせて革シートをカット。
ラバーシートの裏へ折り返してはります。(ラウンド部分は適宜カットを入れて形状に沿わせる)
仮留めのナットを外して、フェルト・シートを貼ります。
フェルトが貼れたら、ビスにナットを取り付けて固定します。
表面からの写真を見ると、革シートとフェルトの2層構造になっているのが分かります。
ズレ防止のビス位置を最適化して、1本から2本にする事で、走行中のズレが無くなりました。
完成装着
とりあえず、この改良版で現状では満足のいく物が出来ました。
更に、5mm厚のラバーシートに表裏とも革シートを貼った物を作ったりしましたが、これは駐車中の熱気で、本体その物が反り返ったりして失敗。
もっと薄いものを考えましたが、それも材質によっては熱気での反りが発生しそうです。
引き続き、アイディア募集中ですので、良いアイディアがあったら宜しくお願い致します。
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掲示板、拝見しました。
熱湯でドロドロ・・・
画像からして、医療用品の流用でしょうか???
なかなかの所に目を付けますね。^^;
私も素材の再考をしてみようかな・・・・
一応、次の素材は目星を付けてはいるのですが・・・・
私には難易度が高いかも・・・・
私も再度チャレンジ!
熱で変形する素材なので、どうなるかはわかりませんが、置いてさえいれば逆にピタッと良い感じになるのかも!?
熱すぎると溶けてひっつく危険性もあるか・・・
熱湯でドロドロになるんで・・・
どんなのかは掲示板に載せています。