On楽工房奮戦記byよっさん@アコギ

わたしの音楽活動、楽器、PA、読書についての勉強を綴ります。

大ホール・コンソールまわりの系統図

2005年07月17日 | PA機材解説~大ホール編~
信号の流れを図式化してみた。


上手はだいたい全体像として図式化したものである。置いてある場所なども見ながら確認しよう。

またパッチ盤の繋がり方を主に考えて図式化したものを下に示す。
機器類はパッチ盤を介して入出力が行われているので、コンソールの入出力系統とあわせてみてほしい。
コンソールについている入出力でパッチ盤には無いものもあり矢印の位置で区別した。
各インプットchからバスラインを経てマトリックスに流れる流れがわかるだろうか。図の青い○の所がアサインやVolで信号を流れるよう制御できる部分、○のないところには信号が流れない。
この系統図の青○部分で流すところ、流さないところを制御できるので、たとえばCDのプレイバックとトークバックをメインLCRとAUXーLRのバス(縦のライン)に流すよう設定したとする。マトリックスA1、A2でメインとAUX-Lからのバス信号をプロセに流せば(横のライン)、プロセにCDの音とトークバックの音がでるという仕組みだ。

最上部、MONO-INPUTには5つの青○があるが、これがモノラルインプットモジュールのどの部分を触れば各バスへ信号が流れるか、理解できているであろうか?
またマトリックスの右側横のラインに5つの青○があるが、どのボタン(またはつまみ)を触ることで各バスから信号が取り込めるか、理解できてるであろうか?この系統図を理解することは信号の流れを自由自在に扱うために必要なことだ。



またパッチ盤というのが左側にあるが、その右側と左側の両面がコネクターを表していて、四角の中の線はパッチ盤についている短いケーブルであることを理解しているだろうか?
ここにパッチ盤の図を示す、上の図と対比させてみてもらいたい。

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