On楽工房奮戦記byよっさん@アコギ

わたしの音楽活動、楽器、PA、読書についての勉強を綴ります。

「ボーンコレクター」

2008年03月08日 | 読書
ジェフリー ディーヴァーのリンカーン・ライムシリーズ第1作。ちまたで評判のサスペンス小説。アメリカの警察小説ですね。映画化もされました。
映画はみてません。この主人公というのが、ニューヨーク市警のもと敏腕刑事で鑑識の能力も超一流の犯罪学者さんですが鑑識柱の事故だったかで障害者となり首から上しか自分の意志で動かせないという状態になっています。全編、舌を巻くような証拠物からの推理能力が目白押しのスピード感溢れる(まるでドラマ見てるみたい)小説です。ただ、本人は自殺願望が強く、まわりは彼の能力の超人さにそれを許さない(というか、なんとかごまかして自殺を思いとどまらせている感じ)という構図があるようです。
彼の推理を受けて動く女巡査が非常に魅力的に描かれていて、いいですね。
このボーンコレクターの犯す犯罪は可なり猟奇的ですので映像化がどのようになされたのかはまた興味の湧くところですが、ま~非常に残虐な犯罪者ですね~。
続編も次々出ているようなので読んでみることにします。
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骨の折れる音に耳を澄ますボーン・コレクター。すぐには殺さない。受けてたつは元刑事ライム、四肢麻痺―首から下は左手の薬指一本しかうごかない。だが、彼の研ぎ澄まされた洞察力がハヤブサのごとく、ニューヨークの街へはばたき、ボーン・コレクターを追いつめる。今世紀最高の“鳥肌本”ついに登場!ユニヴァーサル映画化!「リンカーン・ライム」シリーズ第一弾。


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