メルケルさん
50年ほど前、ドイツへ行ったことがある。当時ドイツは、西と東に分かれ、東西冷戦の、真最中。ビッテンベルグと言う町に赴く。建設の仕事で。飛行機は、アラスカ、パリを経由一泊。飛行機を乗り換え、「ベルリン」はテンペルホフ空港。列車に乗り替え4時間、現地に着く。町は、「マルチン・ルタ―」の街(宗教改革の)である。話は硬くなるが、「日本」の技術援助の一環で、派遣と相成った。ドイツは11月、寒いのである。空は曇り、一日中、地面は霜が降りた、状態。当時、東ドイツ【DDR】は、ソ連軍が駐留、至る所、基地、があり、ソ連軍の管理下にあった。建設現場にも容赦なく、ソ連軍が入って来て、やれ「パスポート」出せ、たばこを呉れだの、仕事にならない。兵は「バラライカ」(自動小銃)を持ち、実弾が入っており、「危ねーの、危なくないの」兵の顔を見れば、ニキビずらの、「少年兵だ」それを突き付けて来るのだ。暴発すれば、一巻のおわり。腹立つが、「たばこ」渡さなければ、貰う迄動かないのだ。次の日は、「靴下を呉れ」とゆう。履いているので、良いからと。そして先の、アンゲラ・メルケル「ドイツ首相」は旧、東ドイツ側出身。女性の身で在りながら、長期政権を維持、尊敬する一人である。当時私も「旧東ドイツ」に一年程行っていたので、親近感を覚える。話が長くなるので、この辺で。
では又。御機嫌よう。🐕
「フライト」