うウォーキングを、やってます。

楽しく歩いてますが、小糸川河口から、下湯江、君津駅前方面を歩いています

よたよたウオーキング

2022-07-04 15:02:14 | エッセー

#山に登ろうⅡ

昨年11月、遂に私は、大台に「80歳」。健康な諸氏には、「なあんだと、思われるかも」私にとって。初体験。親父の歳を越した。記念に、夏も近いし7月山開きの、「富士山に登ろう」と、計画。で、ツアー会社に、申し込む。所が断わられたのである。「何で?」と、問い合わせると、リミット「75歳」だと。しからば、しょうがない、個人で行くしかないか。行くなら早い方がよい。と、7月1日の山開きの日に、登ろうと計画。何しろ、アマチュア。家にある、防寒着、ポンチョ合羽等、一応、雨、冬支度。体調管理のため、山小屋を予約。夜歩きを、計画。7月1日、五合目からスタート。7合目小屋、3時間仮眠。同日、23時スタート。「富士は、3770メートル」文字どうり、「日本一の山」夜とは言え、酸素は薄くなる、高山病が、じわじわと、襲ってくる。当然のことだが。81歳の肉体にも、音もなく。山をご存知の方は、登山道、下山道とルートが別になって居るのを承知、と思う。私は、マイペースの積りで、杖を頼りに、登る。酸素は薄くなる、呼吸は、荒くなる、頭はクラ、クラ、典型的な、高山病の症状。10歩歩いて、小休止、10歩歩いて、小休止、の繰り返しペース。メンタルでは、ガンバっているのだが、八合目あたりで、遂に、ギブアップ。登りがけに、貰った、パンフを頼りに、救護を要請した。所が、登り道には、救護ブルトーザが、入らないと言う。万事休すか❣私は、登山道横に、カラダを横たえた。そして、じっと、耐えに耐えた。頭痛はする、フラフラ、寒さは襲う、風は吹く、数時間じっと耐え、手、足、身体を、ゆっくり、動かす。その内、ご来光、そして、夜が明けて来た。目を凝らすと、登山道と、下山道の、分岐が1キロ先に、見えるではないか、気温も上がってきた。よし、下ろう、名誉ある、撤退だ。後、300メートルで、頂上だったのに。3400メートル。今回はここまで。3時間後、自力で、五合目まで辿り着いた。さらば、富士よ!またの機会に。そして有難う。御機嫌よう🐕【皆さん、思い切って、引き返すのも、勇気ですよ!】🐕

 



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