<令和5年度A日程 准看護師試験 第121問~第130問・解答・解説> 准看過去問 准看本試験

2024年05月27日 | 准看合格法
問題 121  視力低下を伴う疾患について、正しいのはどれか。 


1  老視は 60 歳代から現れる。 

2  老人性白内障は水晶体が混濁する。 

3  緑内障は眼圧が下がる。 

4  加齢黄斑変性は失明の原因ではない。
















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・正解 2


1  老視は40歳頃から現れる。 

3  緑内障は眼圧が上がる。 

4  加齢黄斑変性は失明の原因である


※老視=加齢に伴い目のピントが合いにくくなること

 緑内障=主に眼圧上昇により視神経が障害され、視野が狭くなる病気

 加齢黄斑変性=加齢により網膜の中心部である黄斑に障害が生じ視力低下をきたす



  

 




















問題 122  高齢者の生活環境の調整について、適切なのはどれか。 


1  夏場は加湿器を使用する。 

2  冷暖房から直接風が当たる位置にベッドを配置する。 

3  直射日光が当たらないように工夫する。 

4  夜間の睡眠時も天井の照明はつけておく。

















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・正解 3


1  冬場は加湿器を使用する。 

2  冷暖房から直接風が当たらない位置にベッドを配置する。 

4  夜間の睡眠時も天井の照明はつけておくわけではない















問題 123  高齢者の便秘に対する援助について、適切なのはどれか。 


1  散歩を生活に取り入れる。 

2  水分摂取は控える。 

3  腹部を反時計回りにマッサージをする。 

4  低残渣食をすすめる。















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・正解 1


2  水分摂取を促す。 

3  腹部を時計回りにマッサージをする。 

4  低残渣食をすすめるわけではない


※残渣=食事の成分のうち、消化されないもの

 低残渣職=消化管への負担を軽減させるため、消化しにくい食物繊維の少ない食事のこと 





















問題 124  褥瘡予防について、適切なのはどれか。 


1  ブレーデンスケールは得点が高いほど、 褥瘡発生の危険度は高い。 

2  体圧分散寝具を使用する。 

3  座位は 100~120 度に保持する。 

4  側臥位は 60 度とする。















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・正解 2


1  ブレーデンスケールは得点が低いほど、 褥瘡発生の危険度は高い。 

3  座位は 90 度に保持する。 

4  側臥位は 30 度とする。


※褥瘡=床ずれ 血行障害による組織の潰瘍や壊死

 ブレーデンスケール=褥瘡発生リスクを客観的に評価するための目安(スケール)























問題 125  認知症の行動・心理症状(BPSD)はどれか。 


1  記憶障害 

2  睡眠障害 

3  見当識障害 

4  実行機能障害















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・正解 2


1  記憶障害 =認知症の中核症状

2  睡眠障害 =認知症の周辺症状

3  見当識障害=認知症の中核症状 

4  実行機能障害=認知症の中核症状


※認知症の行動・心理症状(BPSD)=中核症状である認知機能障害の周辺症状(せん妄・不安、抑うつ・睡眠障害など)

 見当識障害=時間や場所、人物を認識・理解する能力が低下した状態

 実行機能障害=物事を計画し実行に移すことが難しい症状


















問題 126  心不全患者への説明について、適切なのはどれか。 


1  「苦しいときは仰向けで寝るようにしましょう。」 

2  「水分を多めに摂りましょう。」 

3  「塩分は気にしないで食べましょう。」 

4  「毎日体重を測りましょう。」
















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・正解 4



1  「苦しいときは右側臥位で寝るようにしましょう。」 

2  「水分を必要以上に摂らないようにしましょう。」 

3  「塩分制限をししょう。」


※心不全=心臓のはたらきが悪くなり、心臓から血液を十分に送り出せない状態になること














問題 127  新生児の事故防止策について、適切なのはどれか。 


1  ネームバンドなどの母児標識は母児同室時まで装着する。 

2  敷布団は柔らかいものを使用する。 

3  授乳後に排気をしない場合は顔を横向きに寝かせる。 

4  沐浴時はぬるめの湯(32~35 ℃)を準備する。













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・正解 3


1  ネームバンドなどの母児標識は常時装着する。 

2  敷布団は硬いめのものを使用する。=窒息防止 

4  沐浴時は夏期は38℃程度、冬期は40℃程度の湯を準備する。
















問題 128  妊娠中の日常生活の説明について、適切なのはどれか。 


1  「肉は十分に加熱して食べましょう。」 

2  「お酒は飲んでもよいですよ。」 

3  「同居家族の喫煙は胎児には影響しません。」 

4  「常用薬であれば、医師に相談せず服薬してもかまいません。」



















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・正解 1


2  「お酒は飲んではいけません。」 =胎児の低体重や脳障害につながる

3  「同居家族の喫煙は胎児には影響します。」 

4  「常用薬であっても、医師に相談してから服薬しましょう。」






















問題 129  正期産の範囲内にあるのはどれか。 


1  35 週 0 日 

2  36 週 0 日 

3  41 週 0 日 

4  42 週 0 日














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・正解 3


※生産期=妊娠37週0日~妊娠41週6日まで





















 
問題 130  産褥3 日目。母乳不足を判断するための観察項目はどれか。 


1  児の身長 

2  児の排泄回数 

3  乳頭の形態 

4  乳房の形態 

















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・正解 2


※産褥=分娩後、母体の状態が妊娠以前の状態に戻るまでの期間


















<おことわりとお願い>


解説者は医療実務に関しては素人です(正看の過去問4513問を2か月間で解き、ノート8冊にまとめました。 その後、准看の過去問をまずノートに問題を書き出して自身で解いてからアップしています。 現在13冊目。)!


また、本試験に記載の漢字の読みがなや太文字表記は、省略している場合があります。


自信がない解説には?をつけています。


その他、誤解も多いかも知れません!



疑義がある場合は、教科書などで、ご自身でお調べ願います・・・!


※お知り合いに准看試験受験の方がいらっしゃいましたら、当ブログをご紹介願います!




◎本ブログは収益化していません(ぺこり)!

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