<令和5年度B日程 准看護師試験 第1問~第10問・解答・解説> 准看過去問 准看本試験

2024年07月08日 | 准看合格法
 問題 1  次の中で、上皮組織があるのはどれか。 


1  骨格筋

2  大 脳 

3  心 筋 

4  気管支




















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)




















・正解 4

 
※上皮組織=体の内部や外部の組織や器官の表面を覆っている組織

 



























問題 2  心臓の構造について、正しいのはどれか。 


1  心臓壁は外膜と筋層からなる。 

2  心筋は横紋筋である。 

3  左心房と左心室の間にある弁を三尖弁という。 

4  刺激伝導系は神経線維でできている。


















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)






















・正解 2


1  心臓壁は内膜・心筋・外膜の3層構造からなる。 

3  左心房と左心室の間にある弁を僧帽弁という。 

4  刺激伝導系は筋細胞(筋線維)でできている。


※横紋筋=横縞模様のある筋肉で骨格筋と心筋がある



















問題 3  血液の組成について、正しいのはどれか。 


1  成人男子のヘマトクリットは約 16 % である。 

2  成人の血液量は体重の 1/8 である。 

3  血漿は全血から血球成分を除いたものである。 

4  膠質浸透圧を形成するのはナトリウムである。












 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)


  


















・正解 3


1  成人男子のヘマトクリットは40~51 %程度 である。 

2  成人の血液量は体重の 約1/13 である。 

4  膠質浸透圧を形成するのはでアルブミンある。
 

※ヘマトクリット=血液中の赤血球の割合を示す値

 膠質浸透圧=血管外の水分を血管内に引っ張る力

 アルブミン=血液中に含まれるタンパク質の一種




























問題 4  呼吸器系器官について、正しいのはどれか。 


1  気管は第 1 胸椎の高さで左右に分岐する。 

2  気管は全周軟骨で被われる。 

3  喉頭には喉頭蓋がある。 

4  サーファクタント(界面活性物質)は気管支粘膜から分泌される。


















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)




















・正解 3


1  気管は第4~5 胸椎の高さで左右に分岐する。 

2  気管は気管軟骨で被われる。 

4  サーファクタント(界面活性物質)はⅡ型肺胞上皮細胞から分泌される。

 
※界面=物質の境の面

 界面活性物質=液体に溶けるとその溶液の表面張力を失わせる物質のこと




























問題 5  胃の構造と働きについて、正しいのはどれか。 


1  胃液の pH は 4 ~ 5 である。 

2  主細胞はペプシノゲンを分泌する。 

3  壁細胞は粘液を分泌している。 

4  胃の入口を幽門という。 












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・正解 2


1  胃液の pH は1 ~ 2の強酸性 である。 

3  壁細胞は胃酸を分泌している。 

4  胃の入口を噴門という。 ※幽門=十二指腸につながる胃の出口


※ペプシノゲン=タンパク質分解酵素の1つ

















問題 6  尿の生成について、正しいのはどれか。 


1  ネフロンは腎小体と尿細管からなる。 

2  血液は糸球体で濃縮されて原尿となる。 

3  原尿は尿細管で濾過されて尿となる。 

4  尿のほとんどは膀胱内で再吸収される。
















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)















・正解 1


2  血液はボーマン嚢で濃縮されて原尿となる。 

3  原尿は糸球体で濾過されて尿となる。 

4  尿のほとんどは尿細管で再吸収される。


※ネフロン=腎臓の最小単位の構造物













問題 7  インスリンとグルカゴンについて、正しいのはどれか。 


1  血糖を上げるのはインスリンである。 

2  血中インスリンが上昇すればグルカゴンは低下する。 

3  グルカゴンは肝臓でグリコーゲンを分解する。 

4  インスリンはランゲルハンス島の A(α)細胞から分泌される。














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・正解 3


1  血糖を下げるのはインスリンである。 

2  血中インスリンが上昇すればグルカゴンの分泌を促進する。 

4  インスリンはランゲルハンス島の B(β)細胞から分泌される。


※インスリン=唯一、血糖を下げるホルモン

 グルカゴン=血糖値を上げる作用があるホルモン
















問題 8  サイロキシンについて、正しいのはどれか。 


1  血漿カルシウム(Ca)濃度の影響を受ける。 

2  鉄(Fe)が結合している。 

3  分泌が低下すれば基礎代謝が低下する。 

4  分泌が亢進すれば体温が低下する。























 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)
















・正解 3


1  血漿カルシウム(Ca)濃度の影響を受けない。 

2  鉄(Fe)が結合していない。 

4  分泌が亢進すれば体温が上昇する。


※サイロキシン=甲状腺ホルモンの一種 全身の多くの細胞に働いて代謝を活発にする

 亢進=病勢などが高い状態に進むこと

















問題 9  脳とその中枢の組合せで、正しいのはどれか。 


1  大 脳ー睡眠・覚醒中枢 

2  小 脳ー言語中枢 

3  間 脳ー運動の制御 

4  脳 幹ー呼吸中枢












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・正解 4


1  大 脳ー言語・思考・感情・記憶・感覚などの中枢 

2  小 脳ー平衡感覚と筋肉運動の中枢 

3  間 脳ー自律神経系の中枢 
























問題10  脂質について、正しいのはどれか。 


1  飽和脂肪酸はバターなどの動物性脂質に多く含まれる。 

2  不飽和脂肪酸は血中コレステロールを上げる働きがある。 

3  食品に含まれる脂質の大部分はコレステロールである。 

4  リノール酸は体内で合成される。  
















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)


















・正解 1


2  不飽和脂肪酸は血中コレステロールを下げる働きがある。 

3  食品に含まれる脂質の大部分は中性脂肪である。 

4  リノール酸は体内で合成されない。  


※飽和脂肪酸=脂質を構成する脂肪酸の一種 主に動物性の脂肪に含まれており、ヒトの体内でも合成が可能

 不飽和脂肪酸=脂肪酸のうち植物や魚の脂に多く含まれるもの ヒトの体内で合成できないため摂取が必要

 リノール酸=植物油に多く含まれる不飽和脂肪酸 コレステロールを下げる











<おことわりとお願い>


解説者は医療実務に関しては素人です(正看の過去問4513問を2か月間で解き、ノート8冊にまとめました。現在14冊目。)!


また、本試験に記載の漢字の読みがなは、省略している場合があります。


自信がない解説には?をつけています。


その他、誤解も多いかも知れません!



疑義がある場合は、教科書などで、ご自身でお調べ願います・・・!


※お知り合いに准看試験受験の方がいらっしゃいましたら、当ブログをご紹介願います!




◎本ブログは収益化していません(ぺこり)!

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