<令和5年度A日程 准看護師試験 第131問~第140問・解答・解説> 准看過去問 准看本試験

2024年05月27日 | 准看合格法
問題 131  出生直後の正常新生児にみられるのはどれか。 


1  生理的黄疸 

2  生理的貧血 

3  卵円孔の閉鎖 

4  大泉門の膨隆
















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・正解 3


※卵円孔=胎児期の心臓に存在する穴のこと

 大泉門=生まれたばかりの赤ちゃんの頭頂部にある骨の間の大きなひし形のすき間




  

 




















問題 132  子癇(発作)を起こすのはどれか。 


1  前置胎盤 

2  異所性妊娠 

3  妊娠糖尿病 

4  妊娠高血圧症候群

















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・正解 4


※前置胎盤=胎盤が赤ちゃんの出口を覆ってしまう状態

 異所性妊娠=子宮外妊娠のこと(卵管など)

 子癇=妊娠高血圧腎症の女性に起こるけいれん発作で、ほかに原因がないもの















問題 133  先天性風疹症候群(CRS)について、正しいのはどれか。 


1  産道感染による。 

2  母親の妊娠 36 週以降の感染で発症する。 

3  妊娠前のワクチン接種では予防できない。 

4  難聴が出現する。

















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・正解 4


1  産道感染によるものではない。 

2  母親の妊娠 20 週頃までの感染で発症することがある。 

3  妊娠前のワクチン接種で予防できる。 


※先天性風疹症候群(CRS)=風疹ウイルスの胎内感染により、先天異常を起こす感染症




















問題 134  離乳の進め方の説明について、適切なのはどれか。 


1  開始は 8 ~ 9 か月ころが望ましい。 

2  離乳食は 1 日 2 回から始める。 

3  離乳食はつぶし粥から始める。 

4  完了は 2 歳ころである。















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・正解 3


1  開始は 5 ~ 6 か月ころが望ましい。 

2  離乳食は 1 日 1 回から始める。 

4  完了は 1 歳~1歳半ころである。























問題 135  子どもへの医療処置に対するプレパレーションについて、適切なのはどれか。 


1  幼児には事前の説明は必要ない。 

2  処置中は子どもに話しかけないようにする。 

3  処置後は子どもの感情を表出させる。 

4  処置室の壁面は装飾のないものにする。















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・正解 3


1  幼児には事前の説明は必要である。 

2  処置中は子どもに話しかけるようにする。  

4  処置室の壁面は装飾のあるものにする。


※小児医療におけるプレパレーション=子どもが入院や治療、検査を受けるときに行う、子どもの発達に合わせた説明や配慮のこと

 プレパレーション=準備、予習、心構え


















問題 136  学童期の肥満について、適切なのはどれか。 

1  生活習慣の改善は有効である。 

2  肥満度 10 % 以上は肥満である。 

3  男女とも減少傾向にある。 

4  朝食の欠食は肥満にはつながらない。
















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・正解 1


2  肥満度 20 % 以上は軽度肥満、30%以上は中等度肥満、50%以上は高度肥満である。

3  男女とも増加傾向にある。

4  朝食の欠食は肥満につながる



※肥満度=標準体重に対してどのくらい体重がオーバーしているかをパーセントで表したもの












問題 137  アトピー性皮膚炎を発症した乳児の看護について、適切なのはどれか。 


1  保湿剤の使用を避ける。 

2  痒みには温罨法を行う。 

3  抗アレルギー薬はミルクに混ぜて与える。 

4  家族にステロイド外用薬の塗り方を説明する。













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・正解 4


1  保湿剤の使用を促す。 

2  痒みには冷罨法を行う。 

3  抗アレルギー薬はミルクに混ぜて与えない=ミルクの味が変わる、薬の効き目が無くなる場合もある

















問題 138  小児の与薬について、適切なのはどれか。 


1  皮下注射の部位は前腕内側である。 

2  筋肉注射は小児では多く使用する注射法である。 

3  坐薬は体温では溶解しない。 

4  乳児に散剤を投与するときは、少量の水で練って口腔内に塗り付ける。


















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・正解 4


1  皮下注射の部位は上腕三頭筋の外側上部である。 

2  筋肉注射は小児では多く使用する注射法ではない。 

3  坐薬は体温で溶解する。 























問題 139  障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)に基 づく給付事業について、正しいのはどれか。 


1  介護給付は都道府県が行う。 

2  障害児は対象としない。 

3  医療は含まれない。 

4  補装具が含まれる。















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・正解 4


1  介護給付は市町村が行う。 

2  障害児は対象とする。 

3  医療は含まれる。 


※補装具=障害者等の身体機能を補完・代替し長期にわたり継続して使用される用具(車椅子、杖、義手、義足など)



















 
問題 140  精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(精神保健福祉法)について、正しいのはどれか。 


1  知的障害は対象としない。 

2  精神障害者保健福祉手帳制度が創設された。 

3  市町村は精神保健センターを設置する。 

4  障害の等級は 5 つである。 

















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・正解 2


1  知的障害は対象とする。 

3  都道府県は精神保健センターを設置する。 

4  障害の等級は 3 つである。 


















<おことわりとお願い>


解説者は医療実務に関しては素人です(正看の過去問4513問を2か月間で解き、ノート8冊にまとめました。 その後、准看の過去問をまずノートに問題を書き出して自身で解いてからアップしています。 現在13冊目。)!


また、本試験に記載の漢字の読みがなや太文字表記は、省略している場合があります。


自信がない解説には?をつけています。


その他、誤解も多いかも知れません!



疑義がある場合は、教科書などで、ご自身でお調べ願います・・・!


※お知り合いに准看試験受験の方がいらっしゃいましたら、当ブログをご紹介願います!




◎本ブログは収益化していません(ぺこり)!

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