<令和5年度B日程 准看護師試験 第31問~第40問・解答・解説> 准看過去問 准看本試験

2024年07月08日 | 准看合格法
問題 31  パートナーシップナーシングシステム(PNS)について、適切なのはどれか。 


1  業務別に分担を決めて行う。 

2   1 人の看護師が受け持った患者の看護をすべて行う。 

3  患者の入院から退院まで看護を一貫して受け持つ。 

4   2 人の看護師が互いに協力しながら複数の患者を受け持つ。



















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・正解 4

 
 ※機能別看護方式=業務内容ごとに役割を分担

 プライマリーナーシング=患者の入院から退院まで1人の看護師が担当



























問題 32  トリアージタグについて、正しいのはどれか。 


1  生命徴候がない状態は赤色である。 

2  最優先に治療が必要な状態は黄色である。 

3  待機可能な状態は青色である。 

4  歩行可能な状態は緑色である。


















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・正解 4


1  生命徴候がない状態は黒色である。 

2  最優先に治療が必要な状態は赤色である。 

3  待機可能な状態は黄色である。 

4  歩行可能な状態は緑色である。


※トリアージ=フランス語で「選別」 災害時などで多数の傷病者が同時に発生した場合の治療の優先順位決定















問題 33  災害サイクルについて、正しいのはどれか。 


1  災害発生からの時間経過をサイクルとして捉えた概念である。 

2  災害発生から 3 日間を亜急性期としている。 

3  静穏期には個人差に目を向けて生活支援を行う。 

4  復興期には災害に備えて防災訓練を行う。














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・正解 1


1  災害発生からの時間経過をサイクルとして捉えた概念である。 

2  災害発生から 2~3週間を亜急性期としている。 

3  慢性期(復興期)には個人差に目を向けて生活支援を行う。 

4  静穏期(平穏期)には災害に備えて防災訓練を行う。


※亜急性=急性と慢性の間 急激ではないが徐々に病気が進行する

 災害サイクル=発災
        超急性期(発災から2~3日)
        急性期(発災から1週間程度)
        亜急性期(発災から2~3週間)
        慢性期(発災から数か月~数年)
        平穏期(復興が終わった時期)

























問題 34  看護師にとっての守秘義務について、正しいのはどれか。 


1  医療に関わる情報に限定される。 

2  氏名は該当しない。 

3  情報開示には本人の同意が必要である。 

4  保健師助産師看護師法には規定されていない。 


















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・正解 3


1  医療に関わる情報に限定されない。 

2  氏名は該当する。 

3  情報開示には本人の同意が必要である。 

4  保健師助産師看護師法には規定されている。 


※守秘義務=職務上知り得た人の秘密を漏らしてはならない

























問題 35  倫理原則の「自律尊重の原則」はどれか。 


1  他人に公正でなければならない。 

2  他人の権利を保護・擁護する。 

3  必要な情報を提供し自己決定を支援する。 

4  苦痛や苦悩を引き起こしてはならない。














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・正解 3


※倫理=人として守り行うべき道 モラル 道徳

 自律=自分が決めたルールに従って行動すること















問題 36  准看護師制度が制定されたのはいつか。 


1  昭和 23(1948)年 

2  昭和 26(1951)年 

3  昭和 32(1957)年 

4  平成元(1989)年













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・正解 2


















問題 37  感染源隔離について、正しいのはどれか。 


1  感染しやすい状態の患者が対象である。 

2  無菌室を使用する。 

3  行動や面会の制限がある。 

4  使用した部屋の消毒は必要ない。













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・正解 3


1  感染しやすい状態の患者のみが対象ではない。 

2  無菌室を使用するわけではない。 

3  行動や面会の制限がある。 

4  使用した部屋の消毒は必要である


※感染源隔離=感染症患者が保有する病原体を閉じ込め、医療従事者や他の患者等に拡散することを予防











問題 38  個人防護具(PPE)の着脱の順序で、最初に脱ぐのはどれか。 


1  マスク 

2  手 袋 

3  ゴーグル 

4  ガウン























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・正解 2


※個人防護具=医療従事者などを感染性物質(血液や飛沫など)から保護するもの
 
 脱ぐ順番=手袋を外す
      ゴーグルを外す
      ガウンを外す
      マスクを外す
      手指衛生
 















問題 39  医療事故の防止について、適切なのはどれか。 


1  医療機器の点検は不要である。 

2  看護師個人だけでなく組織で対策を考える。 

3  看護師の思い込みは重大な事故には繋がらない。 

4  自分は医療事故を起こさないという確信を持つ。













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・正解 2


1  医療機器の点検は必要である。 

2  看護師個人だけでなく組織で対策を考える。 

3  看護師の思い込みは重大な事故に繋がる。 

4  ミスがありうることを前提とした安全構築をする


※医療事故=医療現場で発生した事故全般



















問題 40  ボディメカニクスの原則について、適切なのはどれか。 


1  支持基底面を狭くする。 

2  重心(線)は支持基底面の外に置く。 

3  重心の位置を高くする。 

4  トルクの原理を用いる。














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・正解 4


1  支持基底面を広くする。 

2  重心(線)は支持基底面の内に置く。 

3  重心の位置を低くする。 

4  トルクの原理を用いる。


※ボディメカニクス=人間が動作するときの力学的関係を活用

 トルクの原理=患者の体を小さくまとめ、膝を立てて肩と腰を支えて体軸回転運動を誘発させる














<おことわりとお願い>


解説者は医療実務に関しては素人です(正看の過去問4513問を2か月間で解き、ノート8冊にまとめました。現在14冊目。)!


また、本試験に記載の漢字の読みがなは、省略している場合があります。


自信がない解説には?をつけています。


その他、誤解も多いかも知れません!



疑義がある場合は、教科書などで、ご自身でお調べ願います・・・!


※お知り合いに准看試験受験の方がいらっしゃいましたら、当ブログをご紹介願います!




◎本ブログは収益化していません(ぺこり)!

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