名前は憶えてる
海外では昔から牝馬が牡馬に勝る成績を上げた例が多いので、日本ではなじみが薄いかも知れないが
2度の欧州年度代表馬になった名牝はそれほどいないんじゃないかと思う
名牝ウィジャボード死す 2度の欧州年度代表馬&2年連続参戦のジャパンCは06年に3着
04年の英愛オークスなどG1・7勝を挙げ、2度(04、06年)の欧州年度代表馬に輝いた名牝ウィジャボード(牝21、父ケープクロス)が、29日に死んだことが分かった。
「サラブレッドデイリーニュース」電子版が伝えている。
ウィジャボードはダービー卿が所有し、エド・ダンロップ師が管理。3歳時には英オークス、愛オークスを制した後、凱旋門賞3着(1着バゴ)から米国に遠征し、BCフィリー&メアターフを制した。
4歳時には香港ヴァーズを勝利(2着シックスセンス)。5歳時にはプリンスオブウェールズS、ナッソーS、BCフィリー&メアターフでG1・3勝を挙げた。
ジャパンCに05、06年と2年連続で参戦。05年はアルカセットの5着、06年はディープインパクトの3着に好走した。06年の同馬以降、ジャパンCに参戦した外国調教馬は1度も馬券圏内に入っていない。
現役引退後はニューマーケット(英国)にあるスタンレーハウス・スタッドで繁殖入り。繁殖牝馬としてはガリレオとの間に生まれたオーストラリアが14年に英愛ダービーと英インターナショナルSを制覇。ドバウィ産駒のフロンティアズマンも17年にコロネーションCで2着に好走している。