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ふくふく日記

絵本・紙芝居作家のよこみちけいこのブログです
子育てに家事に音楽に創作のことなどなど,マイペースでのんびり更新中

ピンクのページ

2016-07-21 14:40:50 | 絵本作家への道
高校の時の話。

保健体育の授業の時、熱い先生がいましてね。

「君たちの人生がこの一冊の本だとしたら、今、君らのページはピンク色なんだ!」
っていう話があって。

まあ、つまりは「青春まっさかりだ!」
ってことが言いたかったんだと思うんですけど。

そのときは、ふーーんって思って全然心に響かず、むしろ高校時代の私はデブっちょでさえない感じの
真面目女子高生だったので、
「全然ピンクちゃうがな!」
って思ってました。

でも、今でもこの話を覚えているってことは、心に残っているってことなんかしら???

高校生の頃は勉強も運動もできないし、自分が何がやりたいのかさっぱりわかんないし、
自分にもう全く自信がなかった。
そして面白いくらいによく寝ていた。
ほんとにもうね、ずーと眠ってたね、授業中とかもね。

3年生あたりになると、進路を考えないといけない!ってなって、
高校は地元では進学校だったので、大学に行くんかなーっておぼろげ。
友達は看護学校に行く!とか、進路が明確な子もいて、「あーすごいなあ」ってまぶしかった。

そのころ、3歳くらいから、ずーっと続けていた趣味のピアノも受験勉強するから、
やめることになった。

母から「やめたら?」って言われて、
「うんそうだね~」っていうくらいだから、
全然、自分も執着なくピアノをやめられた。

音大に行きたいって気持ちもうっすらあったのかも…、
しかし、なんせ自分に自信がないわけで、
そんなアカデミックな進路に行けるだけの才能もないしなあーっていう思いのほうが強かったのかもしれない。

そんなわけで、何がやりたいのかよくわからないので大学に行って考えるか!っていうね、
ものすごーく安易に進学しました。
うちは母子家庭だったのに、そんなんで四年生の大学に進学して、しかも県外に出てしまって!
今、自分が親になって家計を預かっていると「ほんとうに申し訳ないな!」と思わずにはいられないです。

あの時、快く私を好きな大学に進学させてくれて母にはほんとうに感謝です。

しかし、ずーっと寝てたせいで、第一志望の学校には見事に落ちちゃいましたけども~。

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