冬桃ブログ

「朗読三昧」&「ダモイ」~CDになりました!



 金田賢一さんと丸尾めぐみさんのコラボで
お馴染みの朗読三昧。
 このたびCDとして発売されました。

「朗読三昧 
  ☆ほんとうは生で聴いてほしいんだけどなぁ VOL.1」


 日本国憲法前文が入っています。
 「前文」を「全文」と勘違いしてる人がいましたが
そうではありません。
 憲法の条文の前に、この憲法はこういう趣旨なんですよ、
と、述べたものです。
 
 自国の憲法ですが、ざっと読んだ人は多くても
じっくり読んだ人は、ひょっとしてそんなにいないかもしれません。
 だけどこうして、金田さんの深みのある声と、時々入る、
丸尾めぐみさんのやさしい歌声と音楽で、前文だけでも聴いてみると
なんだか、なんの偏見も持っていなかった5歳の頃に
戻ったような気がしてきます。
 そうなんだ、自分はこういう願いを込めた憲法の下に
日本人として生まれてきたんだ……という原点に立ち返り
なんだか目頭が熱くなるのです。

 憲法は変えるべきだと思っている人も、
いや、大事に護るべきだ、と思っている人も、
ふとおもいついたら、繰り返しこれを聴いていただきたい。
 気持の中に、なにかが生まれたり、甦ったりするはずです。

 このCDには他にもこんな内容が収録されています。

DJと歌「ほしぞらと てのひらと」
DJと歌「父は空 母は大地」(インディアンからの伝言)
DJと歌「幸せを掴んじゃおう」

 DJというのは金田さんとめぐちゃんのほのぼのとした
解説トークです。
 ライブに行ってるような臨場感が楽しめますよ。

ダモイ

 丸尾めぐみさんのお父さんである丸尾俊介さんは
1945年、18歳の時、満州で招集され、
一度も闘うことなくソ連軍の捕虜になり、シベリアに送られたそうです。
 極寒の収容所生活がどれほど過酷なものだったか、
さまざまな書物にもなっています。
 丸尾俊介さんは1948年に帰国しました。
 そして牧師になりました。
 さらに、この体験を語り継がねばと
「語りかけるシベリア~ひとつの抑留体験から」という本を著しました。
 それをいま、娘のめぐみさんが、歌と音楽にして
そっと語りかけてくれます。

 「帰還」「服従と無知の日々」「故郷の森、シベリアの森」
「レンガと黒パン」という4部構成。
  決して絶望ではありません。凍てついたシベリアの夜空に、
あたたかく光る星をみつけたような希望の調べです。
 ぜひ耳を傾けてください。

 でも、「本当は生で聴いてほしいんだけどなぁ」と
本人達がおっしゃっているので、ライブの予定などはこちらをどうぞ!

 朗読三昧のフェイスブック
https://www.facebook.com/roudokuzanmai/

 

 
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