冬桃ブログ

「アフリカから、あなたに伝えたいこと 革命児と共に生きる」

 待望の本が出た。
 島岡由美子さん著の
「アフリカから、あなたに伝えたいこと」。
 副題に「革命児と共に生きる」とある。



 島岡強さん、由美子さんご夫妻と初めて会ったのは
2011年の3月。衝撃的だった。
 その時書いたブログがこちら。

「ザンジバルの革命家」
https://blog.goo.ne.jp/yokohamaneko/e/099a3735944dcd5336a97b1429967f30

 それから毎年ゴールデンウィークに
日本大通のギャルリーパリで会っている。
 島岡さんの会社「バラカ」が主催する
「ティンガティンガアート原画展」で。

 島岡さんは子供の頃から、革命児として
弱者のために生きると決め、その信念を
みじんも揺るがせずに生きてきた。
 世界を周った後、アフリカのザンジバルに
拠点を定め、貧しい人々の雇用を
まずは漁業でつくりだす。
 さらには横浜をはじめ、日本各地でアフリカの
ティンガティンガアート原画展を開催し、
何人ものアーチストを育てた。
 柔道や野球、ソフトボールも普及させた。
 彼と二人三脚で歩んできたのが、この本の著者、
島岡由美子さんだ、

 文化や価値観の壁に何度ぶつかろうと
我が道を突き進む強さんと、普通の家庭で
穏やかに育った美しい由美子さんが、
どんなふうに出会い、どんなふうにアフリカで
「革命」を成し遂げていったのか。
 それはもう、誰が何と言おうと
「偉業」だと、私は心から思う。

「革命家とは、自分がやりたいことをやるのではなく
人々がしてほしいことをする人間だ」という
島岡さんの言葉があるが、それがどれほど
凄まじいことか、スマートにスーツを着こなした
島岡さん、モナリザのような微笑の由美子さんからは
おそらく、想像できないだろう。
 
 私は由美子さんの別の著書も読んでいたし、
ご本人から話も伺っていたのだが
それでもこの本を読みだしたら夢中になった。

 いやあ、本物の革命児についていくのは、
なみたいていのことではない。
 私なら一か月ももたなかっただろう。
 でも本物だからこそ、彼女はついていけたのだ。
 由美子さんの文章は、飾らず、隠さず、
それでいてとてもあたたかい。
 こちらで他の本もどうぞ。
https://www.amazon.co.jp/s?k=%E5%B3%B6%E5%B2%A1%E7%94%B1%E7%BE%8E%E5%AD%90&hvadid=187122688737&hvdev=c&jp-ad-ap=0&tag=yahhyd-22&ref=pd_sl_54ra397mpo_b


 
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