冬桃ブログ

6512歩

 「一日に8000歩、歩きなさい。
すべての健康問題が無料で解決するから」
 と、ドクターYに言われた。

 でもねえ、私はあんまり外出しないし、
 超方向音痴だから、すぐ迷子になるし、
歩くどころか動くのもあんまり好きじゃないし。


 けど、おとといも昨日も歩いてない。
 今日こそ歩こうと、重い腰を上げる。

 万歩計を装着し、バス停で言えば
停留所3つ分くらい向こうにある中村橋商店街へ
わざと遠回りの道で。
 


 ずいぶんとシャッターが降りている中、
頑張っている店もある。

「弥太郎最中」
 昔、東映に黒川弥太郎という役者がいた。
 その身内の方がこの店をやっておられると
聞いたことがある。



 なんの「なみき」なんだろう。
 弁当とお惣菜の店だけど。



 こういう「お知らせ」を、どこの商店街でも
よく見かけるようになった。



 商店街を抜けて「寶生寺」へ。
 承安年間(1171~1175)草創。
 「横浜」という地名が初めて出てくる
室町時代の文書がこの寺にある。



 静寂の庭。







 関東大震災で犠牲になった韓国人の碑



 寺の庭も山も、神奈川県指定天然記念物。
 植物や昆虫をとってはいけない。
 私は前に椎の実を拾ったが、なぜか以降は
どんぐりしか見ない。

 

 こういう枯れ枝を見ると、いまだにわくわくする。
 小学校低学年の頃、薪でお風呂を沸かしていた。
 その仕事が大好きで、かまどにかじりついていた。
 新聞紙などの上に枯れ枝を載せ、火をつける。
 枯れ枝に火がついたら、慎重に薪をくべていく。
 八幡様の山で枯れ枝を拾い集めてくるのも私の役目。
 細くて、よく乾いたものを選び、まとめて背負い、
二宮金次郎みたいな格好で意気揚々と家に帰った。
 一財産、こしらえたような気分になったものだ。



 長く急な寺の階段。
 上がる時より降りるときが怖い。
 手すりもないし。



 また商店街を通って家路に。
 一杯やっていきたいねえ、ここで。
 元・市民酒場だったという「忠勇」。



 ぜ~んぶ、鳩!



 ここを通るたびに、ああ、まだ無事に建ってる、
と胸を撫で下ろさずにはいられない。



 本日の買い物。



 
 


 

 
 

コメント一覧

冬桃
美食御膳
酔華さん

 ここは「恰幅」さんも紹介されてましたね。
酔華
誤字
谷戸牢ではなく弥太郎でした。打ち間違えました。
弁当のなみき+鍵の専門店で1軒というのもおもしろいですね。
この先には糸綿店と美食御膳が一緒に入っている店もあります。
冬桃
これが限界かも
酔華さん

 コメントをいただいていたのですね。
 気が付きませんでした。
 本日もあんなに歩いたのに6500台。
 私はこれが限度かもしれませんね。
 黒川谷戸牢ってめちゃくちゃミステリアスな
名前ですが、黒川弥太郎ですよね。
 中区役所出身の役者さんだったとは!
 「◯◯なみき」の謎も解けましたが
看板の半分がとれちゃったのでしょうかねえ。

 とりあえず、今夜はヒンズースクワット
三回くらいやって寝ます。
 
酔華
ちょっと不足かな
1500歩くらい足りないですね。
残りは自宅でヒンズースクワットがオススメです。

黒川谷戸牢ですが、葛城さんの話では、昭和初期に中区役所に勤務していたということです。
本名は黒川清隆。
昭和3年からの職員録を調べてみましたけど掲載されていませんでした。
正規職員ではなく雇だったのかもしれません。

「○○なみき」は「弁当のなみき」です。
去年見たときはそのようになっていました。
剥がれちゃったんですね。
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