私の手を自分の手で包み込み、「ありがとうございました!」
と丁寧にお釣りを渡してくれた。
いや、それはこの節、あんまり嬉しくない……。
振り払う勇気などない私は、
薬局からやや遠のいたあたりで、
持参の消毒液を両手に振りかける。
悲しいご時世だ。
本日も散歩。
称名寺の池で大きなアオサギを見ることができた。
同時に「飛ぶ宝石」と称されるカワセミも見たのだが
小さいし素早いしで、写真に撮れたためしがない。

よその庭の黒いチューリップ。
そんな題名の映画が昔あったっけねえ。
アラン・ドロンだっけ。

プランターの小蕪がだいぶ葉を繁らせてきた。
でもまだまだ、モンシロチョウの幼虫を
養えるだけの量はない。
もうちょっと大きくなるまで、卵を産みませんように。

エニシダもようやく花を。

野の花を少し摘んできた。
安藤ニキさんの絵をバックに。
