横浜黒船研究会(Yokohama KUROHUNE Research Society)

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横浜黒船研究会第177回定例会兼忘年会 日本の近代化2 浅井壮一郎氏

2019-12-08 00:00:00 | 終了した講演会

おかげさまで講演は無事終了いたしました。

講演の講演会、懇親会画像、講演録音を含め、関係資料を取りまとめおきましたので

下記 関係資料をクリックしますとアクセスしていただければ思います。

ダウンロードも可能です。

クリック:関係資料

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案内状:

177回定例研究発表会兼忘年会の開催のお知らせ

 

日 時:令和1年12月8日(日)11:00~15:00 (10:30 受付開始)

場 所:レストラン 馬車道十番館4階  講演及び忘年会 (添付案内図参照)

横浜市中区常盤町5-67 電話045-651-2621

 

第一部 研究発表会

10:30  受付開始

11:00~11:05  開会のごあいさつ

11:05~13:00  発表者:横浜黒船研究会 会員 浅井壮一郎氏 

 

参加費 5,000円 (但し研究発表会のみのご出席は500円です。)

題名: 日本の近代化2  

近代化の必要十分条件は ①資本主義 ②産業革命 ③国民国家

第一の条件・資本主義は江戸初期に十分発達。市場が存在し、相場が立ち、両替システム・為替手形・米切手(倉荷証券)およびその証券化・帳合取引(信用取引)が成立し、世界初の先物取引まで整備された。複式簿記の原型まで生まれた。さらに通貨間の為替レートが成立し、通貨戦争まで行われた。

第二の産業革命は、吉宗の輸入薬種・生糸・砂糖の国産化で始まり、天明飢饉の逃散民が蝦夷に渡り、ニシン肥料を開発、それによる綿栽培・綿工業の興隆及び織機の発明で進展。これは英国の産業革命と同期する。

第三の国民国家も吉宗に始まる。彼は幕藩体制を超えて、日本全体の国益を初めて認識し、「天下万民の為」を優先し、事実、薬種その他の開発技術はすべて万民に公開した。国民国家設立の目的は身分差を克服して郷土・祖国の為に戦う国民軍の創設であった。薩摩の郷士軍、長州の奇兵隊はまさに国民軍で、列強侵略軍を撃退した。

12:30~13:00 質疑応答

 

第二部:13:00~15:00  忘年会

 

忘年会ご出席者は、12月6日までに事務局へお知らせください。

以上

ご連絡: 次回は令和2年1月12日(第二日曜日)

会場 横浜市開港記念開会2階7号室

講演者:当会会員 奥津 弘高  題目:『ペリー艦隊の交歓会と公演プログラム』