横浜黒船研究会(Yokohama KUROHUNE Research Society)

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横浜黒船研究会第166回定例研究発表会兼忘年会 近世大衆文学と日本人の識字率  東海道中膝栗毛からの例証 溝手 正儀氏  

2018-12-09 21:15:06 | 終了した講演会

おかげさまで講演は無事終了いたしました。

講演録音 講演会、懇親会の画像等を含め、関係資料を取りまとめおきましたので

下記 関係資料をクリックしますとアクセスしていただければ思います。

ダウンロードも可能です。

クリック: 関係資料

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案内状:

平成30年12月2日

横浜黒船研究会

会員各位

第166回定例研究発表会兼忘年会の講演者変更お知らせ

(講演者のみの変更です忘年会の場所開始時刻は既報通りです)

 

日 時:平成30年12月9日(日)17:00~21:00 (16:30 受付開始)

場 所:レストラン 馬車道十番館4階  講演及び忘年会 (添付案内図参照)

横浜市中区常盤町5-67 電話045-651-2621

 

第一部 研究発表会

18:00  受付開始

18:30~18:35  開会のごあいさつ

18:35~19:30  発表者:横浜黒船研究会 会員 溝手 正儀氏 

 

参加費 5,000円 (但し研究発表会のみのご出席は500円です。)

 

近世大衆文学と日本人の識字率  東海道中膝栗毛からの例証

嘉永6年に黒船艦隊を率いて日本にやって来たペリーは、日本人の教育水準の高さに驚いている。彼は久里浜、横浜、下田、函館などに上陸して、庶民とも交流しているので一部の上流階級のことを言っているのではない。

他の外国人の記録なども総合して、当時の日本人の識字率は世界一だったとよく言われる。世界一を認めるにしても、どの程度の水準だったのかは今一つ分からない。

私はこれまで近世の地方文書に多く接してきた。しかし辞書なくしてはどんなに頑張っても漢字の7,8割程度しか解読できず、辞書を使っても文書の大意を理解することができない。このレベルは「文盲」なのか? しかし当時のほとんどの日本人がこのような文書を理解できたというのは信じがたい・・・なんだか負け惜しみを言っているようで悔しいので、「識字」の中身について検証して見たくなった。

東海道中膝栗毛などに代表される近世大衆文学が識字率向上にどうつながったのかを考察します。

19:30~19:45 質疑応答

 

第二部:19:45~21:0 忘年会

 

忘年会ご出席者は、12月7日までに事務局へお知らせください。

以上

ご連絡: 次回は平成30年1月13日(第二日曜日)講演者 中山 昇一氏

会場 横浜市開港記念会館 2階 9号室

題目:榎本武揚が関わった民間団体と会員たち