横浜黒船研究会(Yokohama KUROHUNE Research Society)

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横浜黒船研究会第159回定例研究発表会 黒船来航!-日本の対外政策はどうするべきか? 今津 浩一氏

2018-04-08 22:02:03 | 終了した講演会

おかげさまで講演は無事終了いたしました。

講演録音、講演会、懇親会画像を含め、関係資料を取りまとめおきましたので、下記 関係資料をクリックしますとアクセスしていただければ思います。

ダウンロードも可能です。

クリック:関係資料

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案内状:

平成303月26日

会員各位

159回定例研究発表会 開催のお知らせ

日 時:平成3048日(第二日曜日) 14;001700 (13:30入場可)

場 所:横浜市開港記念会館 1階 1号室

住所 〒231-0005 横浜市中区本町1丁目6番地
電話 045-201-0708

参加費:500

研究発表会

14:0014:05  開会のごあいさつ

14:0516:00  発表者:今津 浩一氏  当会会員 代表代行

 

講演題目:  題名:黒船来航!-日本の対外政策はどうするべきか? -その3

阿部正弘は大名たちに外交政策を諮問したのはなぜか、と、

「逷蛮彙議(てきばんいぎ)」(各大名の上申書)が幕府の対米政策へ与えた影響

 

前回は、水戸徳川家に伝わっていた史料「逷蛮彙議(てきばんいぎ)」をひも解いて、集められている253通(大名の部)の上申書を紹介した。これは、老中阿部正弘がペリー提督の黒船来航にあたり、どのように外交をすすめるべきか諮問したのに応じて提出された上申書である。

 大名たちの上申書を分析の結果、アメリカの要求する最重要の通商を許容するものは、全体253通の内、60通しかなかった。しかし、上申内容のしっかりしたもの(4ページ以上のもの)を選び、さらに、6月末の諮問に対して、「打てば響く」ように提出したもの(7月提出分)に絞り込むと、34通あり、その内20通が通商許容論であった。つまり、このように分類してゆくと、通商許容論の比率が逆転することが分かった。

 さて、今回(4月8日)の発表では、①そもそも、なぜ阿部正弘は大名たちに外交政策を諮問したのかということ、ならびに、②この上申書が幕府の対米政策にどのような影響を与えたのかの2項目を、ご報告したい。

 

16:00~16:10 休憩

16:10~16:45質疑応答

16:45~17:00机と椅子の現状復帰

                                                                                             以上

ご連絡:次回第160回定例会は5月13日(第二日曜日)

於 横浜市開港記念会館1階1号室 講演者 当会会員 浅井壮一郎氏

題目:南北戦争と明治維新