横浜黒船研究会(Yokohama KUROHUNE Research Society)

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横浜黒船研究会第171回定例研究発表会 『試論―明治時代の榎本武揚像に迫る』中山 昇一氏

2019-05-12 16:10:38 | 終了した講演会

おかげさまで講演は無事終了いたしました。

講演録音、講演会、懇親会画像などを含め、関係資料を取りまとめおきましたので

下記 関係資料をクリックしますとアクセスしていただければ思います。

ダウンロードも可能です。

クリック:関係資料

 

案内状:

平成31年4月25日

会員各位

第171回定例研究発表会 開催のお知らせ

 日 時:令和元年5月12日(第二日曜日) 14;00~17:00 (13:30入場可)

場 所:横浜市開港記念会館 2階 7号室

住所 〒231-0005 横浜市中区本町1丁目6番地
電話 045-201-0708

参加費:500円

 研究発表会

 14:00~14:05   開会のごあいさつ

14:05~16:00   発表者:中山 昇一氏  当会会員 

 

講演題目:『試論―明治時代の榎本武揚像に迫る』

講演概要

まず初めに前回のみな様との意見交換の中で、口頭で説明した内容(呼称など)の訂正、補足をします。次に、『榎本武揚と民間団体』の続編として西班牙語学会や日露協会を紹介します。榎本は殖民協会設立(メキシコ殖民)に合わせ西班牙語学会を設立します。また日露開戦を意識して内田良平とともに日露協会を設立します。後藤新平の日露協会は広く知られていますが、榎本らの日露協会はあまり認知されていません。その原因を考えています。

最後に榎本のロシアでの生活の紹介を後回しにして、明治時代の榎本の人物像をまとめてみます。江戸時代、家に鎧兜の三つや四つ置いて見せると伯母に叫び、手習いでは机を積み上げ上から俺は大将だとキャッキャしていた釜次郎少年が武揚となって明治時代をどのように生きていったのか。脱藩せず静岡藩にいて榎本と似たような事業をした江原素六(えばらそろく)との比較や榎本への当時の批判も加えて榎本の人物像に迫ってみます。

 

16:00~16:10  休憩

16:10~16:45  質疑応答

16:45~17:00  机と椅子の現状復帰

                                                                                             以上

 

 

ご連絡:次回第17回定例会は6月9日(第二日曜日)

於 フォーラム南太田 2階第一研修室 講演者 当会会員 西村 俊昭氏

題目:「脱西洋史観への挑戦」