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スコティッシュ・フォールドのひとりごと

スコティッシュ・フォールドの「ひー(オス・19歳)」とその妹「こっちゃん・11歳」、その飼い主「でれすけ」のブログ

下痢ピーくん。

2008年05月28日 | 「『ひー』のこと」
一昨日の晩まで、「ひー」の体調はすこぶる良好で、いつも通りにご飯を食べ、夜に1回普通の固さのウンチをしました。

しかし、昨日の朝、でれすけと「ひー」の父ちゃんが出勤する直前、突然「ひー」が下痢をしてしまったのです。

「ひー」が下痢をするのは、赤ちゃん猫の頃以来。
成猫になってからは、一度も下痢をしたことがありませんでした。

あまりにも突然の出来事に、でれすけも「ひー」の父ちゃんもビックリ!!
そして、酷く心配をしました。

「ひー」の父ちゃんもでれすけも、突然の出来事に仕事を休むわけには行かず、とりあえず手元にあった猫の本の【下痢】の項目に対する応急処置をして、後ろ髪を引かれる思いで「ひー」を一人残して出勤しました。

昨日は、でれすけも、「ひー」の父ちゃんも仕事が忙しく、早く帰れそうに無かったのですが、お互い、「ひー」の事が心配で、仕事も手につかない状態だったので、早々と仕事を切り上げ、急いで家に帰りました。(「ひー」の父ちゃんは、最寄駅の自転車置き場に自転車を置いたまま、タクシーで帰ってきたくらいです…

それから車を飛ばして、なんとか動物病院の受付時間ギリギリに受診をすることができました。

日中、「ひー」は、何度か下痢をしたようで、食欲もなく、あまり元気がありませんでした。

獣医さんによると、触診でお腹の上の方を押すと痛がっているようだ…とのこと。

考えられるのは、細菌やウイルスによる急性胃腸炎ではないか…??ということでしたが、レントゲンや超音波、血液検査、糞便検査などの諸検査をしていないため、確定診断はできないとのこと。

たかが「下痢」、されど「下痢」。

人間でもそうなのですが、「下痢」が、重大な疾患の初期症状の可能性もあるのです。

例えば、「胃潰瘍」「尿毒症」「猫伝染性腸炎」「猫エイズ」「トキソプラズマ症」「回虫症」「条虫症」「食中毒」などなど。

油断はできません。

とりあえず、今回の「ひー」の場合は、脱水予防の点滴と抗生物質の注射で様子を見ましょう…ということになり、明日、朝に再受診する事になりました。

人間の点滴は見慣れているでれすけなのですが、猫の点滴は、生まれて初めて見ました。

人間と違い、薬剤の種類によっては、猫の点滴は血管に入れるのではなく皮下に入れるようで(例えば、人間で言うと「脱水予防の輸液」など)、「ひー」は、首のお肉のたるみに、16ゲージの太い注射針をブスリと刺され、点滴を入れられました。
皮下に薬液を入れるので、「ひー」の首元はぷっくりと盛り上がり、痛々しい姿になりました。
3~4時間で組織に吸収され、目立たなくなるとの事ですが、やはり、「ひー」が可愛そうでなりませんでした。

…ちなみに、普通人間の点滴の場合に使う針は20~22ゲージという細い針で、献血のときに刺す針が16ゲージという物凄く太い針なのです。

その太い針が、愛猫の首にぐさりと刺さっている姿を見るのは、本当に辛く、でれすけは思わず泣きそうになってしまいました。

そんなでれすけの心を知ってかしらずか、「ひー」は始めのうちは大人しくしていたのですが、結局、物凄く注射が嫌だったようで、ブルブルと首を振って、自分で点滴を外してしまいました…。

結局、点滴は半分も入らず、それで終了。

続いて、1mlの抗生剤の注射を受け、下痢の猫さん用のご飯をいただいて帰ってきました。



うちに帰ってしばらくは、あまり元気がなかった「ひー」なのですが、暫く寝たら徐々に元気が戻ってきたようで、おしっこもしっかり出るようになり、食欲も湧いてきました

しつこくでれすけのまわりにまとわり付き、モンプチをねだるので、でれすけは仕方なくモンプチをあげてしまいました…。
獣医さんにいただいた「下痢猫用ごはん」は「ひー」の口には合わず、全く食べてくれませんでした…

モンプチにフガフガ言いながらガッつく「ひー」。

もしかして、今回の下痢は「食べすぎによる消化不良」なんじゃないかと密かに考えているでれすけと「ひー」の父ちゃんなのでありました…