ルクノス ~ともし火~

日本聖公会 北関東教区 宇都宮聖ヨハネ教会のブログです。

復活節第6主日

2014年05月25日 | ショートメッセージ
<ヨハネによる福音書15:1-8>

ヨハネによる福音書が記された時代背景は
キリスト者にとって厳しい状況にありましたが、
その中で福音記者ヨハネは、ブドウの木とその枝の譬えによって
信仰者がイエスとしっかりつながるように勧め教えています。
彼らにとってイエスに示された神の愛を受けて自分もその重荷を負うことは
イエスの十字架にあずかることでした。
私たちも主日の礼拝と日々の祈りを通してイエス・キリストのみ言葉とつながり、
豊かに実を結ぶことができるように導かれて参りましょう。

司祭 ヨハネ小野寺達
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復活節第5主日

2014年05月18日 | ショートメッセージ
<ヨハネによる福音書14:1-14>

イエスは十字架にかかる前夜、
弟子たちに告別の説教をしましたが、
その言葉を聞いて戸惑うトマスに向かってイエスは
「わたしは道であり、真理であり、命である」と言いました。
主イエスが十字架で死に復活することは、
「あなたがたを天の国へと導き、真理へと至らせ、
その命は尽きない」ことを教えたのです。
この言葉にイエスの十字架と復活の意味が示されます。

司祭 ヨハネ小野寺達
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復活日第4主日

2014年05月11日 | ショートメッセージ
<ヨハネによる福音書10:1-10>

今日は「良い羊飼いの主日」です。
イエスはよく身近な例をあげて話をなさいました。
羊飼いも当時の日常生活に深く関わる仕事でした。
「羊のために祈りを捨てる」とは
良い羊飼いが当然の結果としてそうなるということであり、
決して自分の命を無駄にすることではありません。
自由、平和、人権のために戦って生きた多くの人が
その時の権力者によって弾圧され命を奪われました。
十字架に続く歩みを貫き、
羊である私たちを御国に導く羊飼いイエスを覚えるのが
この主日なのです。

司祭 ヨハネ小野寺達
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復活日第3主日

2014年05月04日 | ショートメッセージ
<ルカによる福音書24:13-35>

イエスが十字架に死に、二人の男がエルサレムから離れようとしていました。
この二人にいつの間にか同行した人がいました。
その人はともに歩きながら主の復活を教え、
また、夕の食事を共にしますが、
その席でそのお方がパンを裂く時に彼らの目が開かれます。
同行していた人が復活のイエスであったことに気づくのです。
わたしたちも、たとえ直ぐには希望が見いだせない時にも、
イエスについて思い巡らせ語り合い祈り合う中に、
主イエスはいつの間にか同行し導いてくださるのです。

司祭 ヨハネ小野寺達
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